死臭漂う死海の果てに、さらわれたリンの救出に向かうケンシロウ。
過酷な運命は、ケンシロウを新たなる修羅の荒野へといざない、再び地獄の戦いが始まる!

世紀末救世主伝説 北斗の拳2




第128話 (Chapter128)
修羅の国に救世主伝説走る!
その名はラオウ!!

放映日  1987/08/27
演出  又野弘道
脚本  戸田博史
作画監督  羽山淳一
美術  中山恭子




第128話 前半 (A part)


先週より引き続き、ケンシロウVS羅将ハン戦をお楽しみ下さい。

シャチ
「解説はわたくし『神をも食らう男(自称)』シャチ、そして解説に天帝の御令嬢のリンさんを迎え、この世紀の一戦をお届け致します」
リン
「シャチ!ふざけないで!!」


シャチ
「フッ、俺がムカつくか?
ツバをペッペしたそうな顔だな」
リン
「シャチ…なんでそんなに捻くれた性格になってしまったの…?」


シャチ
「まぁその辺は回想シーン込みで説明してやろう」


ってなワケで回想シーンです。
シャチ
「親父、許してくれ…俺はここを離れられん。
愛する女がここにはいるんだ」


海に向かって思い悩む男っていうのは絵になりますね。
勿論シャチもその辺意識しながらやってますよ。
立ち位置とか特に。
千葉ちゃん爺さん
「シャチさん大変だ!
そんな海に向かって自分の世界に陶酔してる場合じゃないですよぉ!!」


シャチ
「なんだ、どうした爺さん?」


千葉ちゃん爺さん
「しゅ、修羅が二人!レイアさんの塾へ!!」


シャチ
「なんですとー!?」
教官修羅A
「お前がレイアか?」

レイア
「は…はい」


こりゃまた随分とゴツい修羅の方々に絡まれてますな。
セールスお断りできそうな雰囲気でもなさそうです。
教官修羅A
「この二人にバカな事を教えたのは貴様だな?」


レイア
「ママル!モリ!」


UFOキャッチャーの景品みたくプランプラン吊るされるチビッ子達の図です。
教官修羅A
「二人ともお前の教えだと言って修練場で戦おうとしなかった。
だが結果は同じだ。
いくら戦いをしなくても相手は容赦せぬ!」


教官修羅B
「二人とも殴られ蹴り転がされ続けてボロボロよ!」
ママル
「レイアさん…僕達、最期まで戦わなかったよ。
レイアさんの言った通り…。でもどうして?
みんな止めてくれなかった…僕達何も抵抗しなかったのに…」
ママル
「レイアさん、僕達…正しい…ん…だよ…ね…」


レイア
「ママル…モリ!
二人ともいい子よーー!!」


いい子にしてたらなんとレイアさんから『ムギュー!』のご褒美がっ!。
これは私も日頃の行いを悔い改めなければなりませんね。
そんな至福のムギュー!TIMEでしたが、教官からSTOPをかけられてしまいました。

教官修羅B
「君達には不純異性交遊はまだ早いゾッ!ンー?」


青少年には刺激が強いと判断された模様です。
レイア
「やめてくださーい!」


乙女モード発動して二人の解放を求めるレイアさんでしたが…。
レイア
「キャー!?」


逆に捕獲されてしまいました。
これはセクハラ路線に移行しそうな予感ですよ。
教官修羅B
「グェヘヘへ!」


ドサクサにまぎれてレイアの胸をツンツンする教官殿。
これはオイタが過ぎますゾ!
教官修羅B
「ほんぎゃっ!?」


いきなり飛んで来た石が後頭部に直撃!
思わず面白い顔になってしまう教官殿なのでありました。
教官修羅B
「痛ェじゃねぇかっ!」


シャチ
「ゴールデンタイムにそれ以上のオイタは許さないぞ!」


颯爽と正義のヒーロー(彼氏)登場です。
シャチ
「その女にセクハラするのはやめろーー!」


教官修羅B
「ぬぅん!」

教官殿の修正を物ともせずに腹にタックルを敢行するシャチ。

教官修羅B
「こらっ!HANASE!
止めろよ!止めてクレー!?」
教官修羅B
「ごぎゃっ!?」


お望み通り止まりました。
教官殿、良かったですね。
ですが運悪く壁には鋭い金属片がセットされていたのでした。

ミステリー物とかによくありそうなシチュエーションですね、コレ。
南無してしまった教官殿。
そしてシャチも倒れてきたその巨体の下敷きになってしまいます。
ヘロヘロになりながら巨体の下から這い出すシャチ。
これは相当ダメージがでかいと思われます。
教官修羅A
「おのれぃ!」


そんな瀕死状態のシャチに鉄拳パンチを振り下ろす教官殿。
これはシャチの人生ジ・エンドかっ!?
と、思われた瞬間なぜか教官殿の体から無数の光が迸り…そのまま爆発してしまいました。

こりゃまたカッコいい効果で散りましたな。
教官殿もあの世で満足しているだろうと思います。
教官殿を抹殺した犯人…。
なんとそれはものごっつ怖い顔した上に、目まで赤く光っちゃってるおじいちゃんだったのです!
シャチ
「い…今の拳法は!?」
おじいさん
「北斗琉拳!」


ちょっと自慢げに名乗るおじいさんがいい感じ。

シャチ
「北斗琉拳…
老人!その拳法、俺に教えてくれ!」
レイア
「やめてシャチ!戦いからは何も生まれないわ!」


さりげなく今までの戦いの歴史を全否定されたケンシロウ涙目!
おじいさん
「お前も知っていよう。
この国には救世主伝説がある。
その女と添い遂げたければ待つがよい。
いずれあの海を渡り救世主が訪れよう」


シャチ
「待てぬ!」


シャチって結構せっかちさん。
シャチ
「見ろ!戦いを捨てた結果を!
弱い者はこの国では待つことは出来ぬ!
俺は強大な拳が欲しいんだ!!」


おじいさん
「………」
おじいさん
「まぁいいじゃろ、ついてきなさい」


シャチ
「押忍!」

この時よりシャチとおじいさんの師弟関係が成立しました。
レイア
「シャチ!」


シャチ
「…レイア、お前の愛するシャチはさっき死んだ」
シャチ
「今より俺は修羅をも越える。
そして、悪鬼の道を歩む!」


なるほど、シャチが捻くれた背景には、そういう裏事情があったのですね。
シャチ
「俺は悟った。
この国に生きるには力がなくてはならぬ。
強くならねばならぬ…勝たねばならぬのだ。
老師ジュウケイより北斗琉拳を学び、野望は育った」


リン
「そんなことより救世主って誰なの?」


シャチ
「………」


このサイトのリンはあまり空気読めない感じに仕上がっちゃってます。
ファンの人、すいません。
シャチ
「魔人よ。
世紀末覇者…その名は
ラオウ!

こりゃまた馴染みの深い名前が飛び出しましたね。

リン
「あら、そうなの?」


シャチ
「…お前はもうちょっとリアクションの勉強をした方がいい」
リン
「ラオウ…ね」


シャチ
「知っているのか、リン?」
ハン
「ぬんっ!!」


ケンシロウ
「うわちゃぁーっ!!」
ハンの腕を取ったケンシロウは、そのままサブミッションへ。
シャチ
「ハンの腕を取った!?
な、何という男だ!」


リン
「ケンはラオウを倒した男なのよ」
シャチ
「工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ Σ(゚Д゚ノ)ノ」


今までの人生で築き上げてきた世界観が崩壊しちゃったシャチの図です。
ケンシロウ
「ぬああぁぁ!」


影が薄いままCMに突入するケンシロウ。
主人公の威厳を取り戻す事が出来るのか!?
後半を待て!
ケンシロウ
「ぬぁあああああ!」


効果音
「しゃきーーーん!」




第128話 後半 (B part)

間接を決めたままグーパンチの構えを取るケンシロウ。
このままだと顔面HITで昇天してしまいます。

CM早々、ハン大ピンチだ!
コキリ

間接を外してピンチ脱出に成功!

ちなみにこれやるとスジ痛めたりします。
良い子のみんなは真似しないで下さいね。
真似しちゃった場合はレイア姉さんの『ムギュー!』TIMEがお預けになっちゃうゾッ!
ピンチの後にはチャンス有り!
って事でとりあえず反撃を叩き込む事にします。
ハン渾身の唐竹割がケンシロウに炸裂。
その衝撃はガードしたケンシロウの体ごと地面にめり込ませる程すごいのです。
あ、全部埋まっちゃった。
ハン
「ニヤリ」


人間、ミッションコンプリートした時って何となく嬉しくなっちゃいますよね。
地面に埋まっちゃいましたが、勿論主人公なのでこの程度CHARAヘッチャラです。

ってなワケで、地中から反撃を試みてみました。
左のグーパンがハンのアゴを捉えました。

グーパンに岩が付属してるのは単なるおまけです。
ケンシロウ
「ぬああぁぁっ!」

地中から脱出するケンシロウ。
ってか「地面からモリモリ生えてきた」っていう表現の方が似合うかもしれません。
そのインパクトは夢に出てきそうなレベルです。
是非皆さんもDVD等でその勇士を確認してみて下さいませ。
ハン
「やるな!
この俺に拳を当てたのは貴様が始めてだ」


ケンシロウ
「肩の間接を外さねば死んでいた」
シャチ
「馬鹿な!あの男がラオウを…」


リン
「うん」


シャチ
「信じられん…。
まさかあの無敵のラオウが…!」
リン
「もしかしてラオウに遭遇した事あったり?」


シャチ
「うん、ちっちゃい頃にね」


またまた回想シーンに突入です。
ここは名も無き海岸。

赤鯱
「ラオウ様、いよいよあの海を渡られますか…」


ラオウ
「修羅の国…」
ラオウ
「赤鯱よ、俺にはまだやらねばらぬ事がある」


赤鯱
「と、申しますと?」


ラオウ
「この土地で二人の男を倒さねばならぬのだ!
二人の弟を…」


赤鯱
「弟…」
ラオウ
「その二人を倒さずしてかの国には…
行けぬ!

時代設定的には第三部前半ってトコでしょうか?
幼シャチ
「父さーーーん!大変だーー!
野盗の集団がーっ!!」
そして登場するイカした野郎共。
どいつもこいつも本当に良いツラ構えだ!

イカした野盗A
「ラオウ!奴を倒せば怖いモン無しよ!」


イカした野盗B
「この国も俺達のモンだ!」
ラオウ
「フン、有象無象が。
見よ!まだ俺の力を知らぬ馬鹿共がいる。
この国をまず制し、二人の弟を倒さねば修羅の国には行けぬ」
ラオウ
「赤鯱よ!ここで待て。
いつの日か俺はこの海を渡る。
そして、修羅の国をもこの手に握ろう!」


赤鯱
「はっ!」


ラオウ
「…シャチとか言ったな。
強くなれ…
男なら強くなるのだ!

シャチ
「はい!」
ラオウ
「覇ーーーーっ!!」


ラオウ様、ご出陣!
赤鯱
「よーく見ておけシャチ。
ラオウ様の戦いを。
あの人こそ修羅の国へと導くお方なのだ」


シャチ
「はい」
ラオウ
「下衆共がーーっ!!」
イカした野盗達
「ギャース!!」


やられっぷりもイカした野郎共だぜ!
蹂躙しまくられる野盗達の図ですが、どうにもこうにも気にあるのは下付近でエビ反りしているアンちゃんです。
ちと、頑張りすぎの様な気がします。
シャチ
「正に闘いの鬼神だった。
そのラオウが倒れるとは信じられん…」


リン
「ラオウやっつけたのケンだよ」


シャチ
「なんですとーー!?」
ハンの部下(エキストラ)
「急げ!ハン様が何者かと戦っているぞ!」


ギャラリー役のエキストラさん達が大挙して押し寄せてきました。
人数が多いほうが盛り上がりますからね。
ハンの部下(エキストラ)
「おお、あそこだ!」
互いの力を認め合ったケンシロウとハン。
BGMに「Kill the fight」が流れ、戦いは激しくヒートアップしていきます。

ここからはカラオケモードで解説を進めていきます。
歌詞を覚えて是非カラオケで熱唱してみて下さい。

Kill the fight
作詞 園部和範
作曲 大安 蓮
編曲 水谷公生
歌  子門真人
にらみ合いながらゆっくり移動する両者。
壁を隔てたまま構えを取り…
ケンシロウ
「あちゃあぁっ!!」


ハン
「ぬぅあっ!!」
両者同時に渾身の一撃を放ちます。
激しく四散する壁の破片。
あまりの衝撃に壁は粉々に砕け散ってしまいました。
そのまま組み合う二人。

ハンの部下(エキストラ)
「おぉっ!ハン様と組んだ!?」


驚き様を見るに、結構すごい事らしいですね、コレ。
ケンシロウ
「うわとぅっ!!」


組んだまま蹴りを繰り出すケンシロウ。
蹴り寸前でかわしたハンはケンシロウの体を持ち上げ後ろの壁へとクラッシュ!

吐血するケンシロウ。
ハン
「フッ」


投げ技を決めご満悦なハンでしたが…
ケンシロウ
「ぬぅあっ!!」


ケンシロウも負けてはいません。
ケンシロウ
「とぅわーっ!!」


今度はハンを持ち上げ…
そのまま地面に大激突!
ブリッジ一つでこの攻防!
これが北斗の流派を賭けた闘いなのか!
ハン
「ハッハッハ!
面白い!面白いぞーっ!!
北斗琉拳の戦いはこれからだ!」
シャチ
「強い…あれならラオウを倒したという事も頷ける。
フッ、これなら俺がハンに手を下さなくても済みそうだ


別に戦わなくてもいいので解説頑張ってください。
ハン
「どぅわっ!」


またもや組み合ったままケンシロウを後方に放り投げるハン。
壁にクラッシュ!
そのままダウンするケンシロウ。
これはピンチだ!
ハン
「とどめだーーっ!」


フェイタルKOを狙っちゃうYO!
ハン
「北斗琉拳奥義!
白羅滅精!!(はくらめっせい)」

カメ○メ波ーーーー!!
ケンシロウ
天将奔烈!!(てんしょうほんれつ)」

ラオウの得意技で迎撃するケンシロウ。
白羅滅精を打ち破り、そのままハンをケシズミに!
ハン
「アッーーーー!」


バーベキューにされながら天へ舞い上がるハン。
ハン
「うぐぅっ!?」

そして龍のレリーフに激突!
ちなみにここまでフッ飛んでます。
如何にその威力が凄まじいかという事が伺えますね。
ハン
「うおぉっ!?」


自由落下運動スタートしまーす。
地面に激突するハン。
人型に空いた穴が何とも形容しがたい雰囲気を醸しだしております。

てか、もはやギャグだよねコレ?
ハン
「天将奔烈…その拳はまさにラオウの…!」


どうやらハンは、ラオウの事を知ってるっぽいですね。
ハンの部下(エキストラ)
「ハン様と五分…いや、ハン様が押されてる…」
千葉ちゃんボロ
「ななな、何という事だ!」


ハンの部下(エキストラ)
「どうした!?」


千葉ちゃんボロ
「ハン様と互角に戦える男などこの世にそういる物ではない。
もしや…」
シャチ
「そうだ!
奴は恐怖の覇者、ラオウ!
この国の救世主ラオウだ」


リン
「なんで嘘つくの?」


シャチ
「その方が面白そうだから」
千葉ちゃんボロ
「大変じゃ!エライこっちゃ!」
千葉ちゃんボロ
「ラ…ラオウ到来を知らせなくては!」


アナログ式のスイッチをガコンと起動させると…
ダムから赤い水がドバーッと流れるビックリギミック!

染料は謎です。
トマトジュースだったらザマスのドラキュラが歓喜しそうな感じなんですけどね。
リン
「あれは?」


シャチ
「伝達の赤い水。
この修羅の国では全てがラオウの来襲に備えてあるのだ」
村人
「ラオウ様じゃー!
ラオウ様が来たんじゃー!!」


赤い水を見た一般人の方々は大はしゃぎ!
こうして国中にラオウ来国の報(誤報)が轟き渡ったのでした。
そしてケンシロウとハンの戦いもいよいよクライマックスへ!

次週を待て!




次回予告 (Next)


北斗琉拳VS北斗神拳!
二つの北斗が激突する。
修羅の国はケンの故郷か?

次回『北斗の拳2』
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