たぎる血潮が男達を呼び、反逆の狼煙は上がった。
そして、元斗の将軍達が反乱鎮圧に立ち上がった。
赤光の将軍ショウキ、紫光の将軍ソリア、元斗皇拳最強の拳士金色のファルコ恐るべし!

世紀末救世主伝説 北斗の拳2




第116話 (Chapter116)
南斗の魂燃ゆ!
壮絶ハーン兄弟!!

放映日  1987/5/7
演出  石田昌久
脚本  戸田博史
作画監督  増田信博
美術  松本健治




第116話 前半 (A part)


ジャコウ様は本日も絶好調で怯えてマース!

どうやら世紀末覇者っぽい人に対してトラウマがあるようですね。
謎の二人
「ジャコウ様、おはようございます」


ジャコウ
「ハッ・・・! おぉ、青の将軍に緑の将軍か」


暗闇に恐怖しまくるジャコウ様の元に謎の二人組が馳せ参じました。
アニメオリジナルなこの二人、恐らく実力的には中ボスといった所でしょうか。
青の中ボス
「青光のボルツ!」


自己紹介その壱。
緑の中ボス
「緑光のタイガ! お呼びにより参上しました」


自己紹介その弐。
ジャコウ
「ファルコからの連絡は? ショウキはどうなっておる?」


ボルツ
「は、それが・・・」


タイガ
「未だに・・・」


ジャコウ
「何を手間取っておる! くらあぁい! もっと明かりを! この中央帝都に闇を作るなぁああ!!」
一方その頃、北斗軍は元斗皇拳最強の男ファルコの前に全滅の危機に瀕していた。

ハズ
「どうなるかな?あのネーチャン」


ギル
「兄貴、情け無用のファルコだ。助かりっこねぇぜ」
ハズ
「おい!兄ちゃん。おめぇ助けにいかねぇのかい?」

名も無きエキストラの兄ちゃん
「工工エエエエ(゚Д゚;)エエエエ工工」


名も無きエキストラの兄ちゃんに無理言って困らせる我らのハズ兄貴。

ギル
「ヘヘェ、おめぇがいくら頑張ってもあの女を助けられっこねぇよな? ・・・だがよ、俺と兄貴なら話は別だ」
名も無きエキストラの兄ちゃん
「何!? どうやって助けるつもりだ!」


ハズ
「俺たちはハズとギルの極悪ハーン兄弟よ! 手立てくらいいくらでも考えつくわ! でもその前にここから出してもらわなきゃあな」


ギル
「おぅ出せ! すぐ出すんだョ!!」
名も無きエキストラの兄ちゃん
「しかし・・・このコンクリートはちょっとやそっとじゃ・・・」


ハズ
「馬鹿野郎!頭使えア・タ・マ! そこにイイモンがあるじゃねぇか」


後ろにはこれ以上ない位激しく存在感をアピールしているダイナマイツなハニー達が!!

名も無きエキストラの兄ちゃん
「えっ!? これ?」


ギル
「そう、それだソレ!」
名も無きエキストラの兄ちゃん
「いいのか本当に?」


両手一杯にハニー達を抱えるエキストラの兄ちゃん・・・てか抱えすぎ!!

ハズ
「ウへへ、遠慮はいらねぇ」


ギル
「ドカンと派手にやんな」


流石、精神もタフな極悪ハーン兄弟、肝が据わってますね。
場所チェンジして、ここは北斗軍ヒミツ基地。
世が世なら万の軍勢を自在に操るというリハク翁が占トに興じているようですよ。
いきなり額から血を噴出させ視聴者をビックリさせるリハク翁。

リハク
「な、なんという事だ! だ・・・誰か、南斗北斗に関わる者が朱に染まる!!」


どうやら占いの結果は大凶の様です。

てか、北斗&南斗の関係者が一人お亡くなりになる度に、リハクはアチコチ出血してるんでしょうか?
ジャギが怒拳4コンボぶち込まれた時とか、ベジ&ギジがハイハイしながらナイフ取り損ねた時とか・・・。
個人的にあんまり嬉しくない特異体質だと思います。
ファルコ
「リンとやら、これも宿命・・・死ぬがいい!!」


リン絶体絶命!
コレはもう「ケーーーーン!!!」って電波を飛ばしても間に合いそうにないですね、合掌。
しかし、リンが殺されそうになったその時、崖の上から爆音が轟きました。
どうやらダイナマイツなハニー達が芸術を爆発させたようです。

中にいた極悪兄弟は・・・
ハーン兄弟
「ふっかーーーーつ!!!」


あらまぁ、そんな格好でコンクリ詰めにされてたんですね。
ハズ兄貴の方は腹に何か巻いてたり、右肩にものごっつ物騒なブツを抱えてたりとあらゆる角度からツッこむ事ができそうですが、今日はあえてスルーする事にします。

ま、いわゆる一つの放置プレーって奴です、ハイ。
名も無きエキストラの兄ちゃん
「え、なに?その物騒な形をしたブツは?」

ギル
「ウへへ、これはな・・・・・・」


ハズ
『宇宙破壊爆弾ンンンn!!!!!』


名も無きエキストラの兄ちゃん
「工工エエエエ(゚Д゚;)エエエエ工工」
ギル
「これで奴らもイチコロよ」


名も無きエキストラの兄ちゃん
「なるほど、しかし誰が信管ブッ叩くの?」


ハズ
「そいつぁーおめぇ・・・ジャンケンよ」


・・・そしてジャンケンの結果はコレです。
世の中の76%は不条理で形成されているのですよ。
名も無きエキストラの兄ちゃん
「うっ・・・わかった、俺が行こう」


ハズ
「ちょい待ち!」


いきなりエキストラの兄ちゃんを殴って失神させるハーン兄弟の図。
ハズ
「ヘヘッ、この役には帰り道はねぇんだ」


ギル
「名も無きエキストラのおめぇさんには荷が重いってもんだ」


俺たちの見せ場は譲れねぇ!!!
とりあえず岩に乗って自由落下します。
あわよくば、ファルコを下敷きにして大金星ゲットできるとラッキーなのですが・・・。

あ、隣にリンもいるジャン。
軌道がずれてリンが潰れたトマトになったらどうするんですか?
そこまで考えてなかったんですか、極悪兄弟さん?
幸いにもファルコの頭上にピンポイントで自由落下する事に成功。
だがやはり元斗猛天アパカで撃墜されてしまいました。
ハズ
「ウヒョー!!!」


とても面白い格好しながら飛んで行くハズ兄貴。
ショックが加わったら
宇宙破壊爆弾が誤爆
しちゃうから気をつけて!!
だが何とか無事に着地してまずは一安心。

色んな意味でハラハラドキドキな登場シーン、終了です。
ハズ
「ファルコ、久しぶりだな!」


ギル
「あまり拝みてぇツラじゃねぇがよぉ」


ファルコ
「貴様達は・・・ハーン兄弟。まだ生きておったか」
ハズ
「コンクリート地獄から戻ってきたぜ!今度はテメェの番だ!」


ファルコ
「フッ、愚か者。わざわざ息の根を止められに来おったか」


ハズ
「グへへへ、馬鹿野郎!コレが目に入らねぇか?」


ギル
「コイツで信管を叩けばドカーン!! てめぇら、地獄の果てまで道づれでぇ!!」
宇宙破壊爆弾をちらつかせ、ファルコを精神的に追い詰めようとする極悪兄弟。

ハズ
「ファルコ、その女から手を引けぃ!」


ギル
「引かねぇと信管をブッ叩くぞ!」
ファルコ
「貴様らも吹き飛ぶ。承知か?」


ハズ
「この目を見てから言え」


目は口ほどに物を言うって本当でしょうか?
ファルコ
「引け」


ちょっとヤバそうなので軍を引かせるファルコ。

ファルコ
「リンとやら、お前達も引け」


リン
「・・・(コクリ)」


双軍とも距離をとって動向を見守る形に・・・。
ハズ
「よーし、ファルコ! 貴様に改めて勝負を申し込む!!」


ファルコ
「何? 悪党のお前達が何ゆえに?」


ギル
「へッ、俺たち兄弟にはどうしてもオメェを倒さねばならぬワケがあるのよ!」
ハズ
「そのワケとはコレだ!!!」


ファルコ
「・・・!」


ハーン兄弟
「見よ!我が宿命の旗印を!!!」


ギャンのモノアイみたいな形にも見えますが実は違います。
これは南斗の紋章ですね。
つまり、この兄弟は南斗聖拳の使い手だという事です。
ハズ
「我ら兄弟は南斗聖拳108派の内、南斗双鷹拳の継承者! この世で天帝を倒しうるのは北斗と南斗のみ!! 北斗の反逆の狼煙と共に南斗も動いた!」


ギル
「うぬが北斗南斗を抹殺せんと奔走するは、南北が一体となる事を恐れたが為!」


ハズ
「ファルコ!貴様はここで死ぬのだ!!」


ファルコ
「・・・よかろう、天帝の名において逆徒は砕く!」
後半はケンシロウ&アインの愉快な鬼ごっことファルコVSハーン兄弟を同時進行でお送り致します。
ケンシロウ
「ぬぁあああああ!」


効果音
「しゃきーーーん!」




第116話 後半 (B part)

CM明けと同時に大量の槍が雨あられな感じで降ってきたからさぁ大変!
いかに極悪兄弟と言えど、これは瞬殺か!?
ところがどっこい、難なく捌くお二方。
ギルの方は左手に旗を持っているので実質片手で捌いています。
投擲武器は達人にはあんまり効果が無いようですね。

・・・たまーに忘れた頃にHITしたりしますが。
ギル
「へッ、雑魚共は相手にしたくねぇんだがよ!」


ハズ
「まぁいい、ウォーミングアップだ。かかってこい!」
帝都兵
「お言葉に甘えてかからせてもらいマース!!!」


帝都兵達が大挙して押し寄せてきましたよ。
ボス戦の前に雑魚との殺陣を行うのは基本中の基本であり、ここでどう捌くかでこの後の視聴率が決まったりとか決まらなかったりとか・・・まぁその辺は私の専門外なので全くわかりません。
とりあえず最初は殴ったり蹴ったり投げたりラリアットとかプロレスチックな技で帝都兵のみなさんを処理していきます。
モデルがモデルなので、こういう戦い方の方がらしいと言えばらしいです。
頃合を見計らって二人同時にジャンプします。
ここが見せ所!気合入れて行きますよ。
程よい高さまで上昇した後は、敵の真っ只中に自由落下運動します。
この時、なぜか二人の姿が鷹になったりロードウォーリアーズになったりトランスフォームしまくりますが、これは俗に言う視覚的効果という物ですので何の問題もありません。
最後はハズ兄貴のドアップ『レロレロレロレロ』で締めた後、ようやく技へと移行します。
それにしてもハズ兄貴、ノリノリですね。
楽しそう。
ハズ
「鷹爪拳(たかつめけん)!!」


鷹の爪が敵を切り裂くようなイメージで敵を切り刻みます。

余談ですがワタクシ、先日中華料理屋で死ぬほど鷹の爪を食べて、あまりの辛さに昇天してしまったという嫌な思い出が出来てしまいました。
どうでもいい事ですね、すいません。
んで、こんな感じでスライスされます。
十字型にスライスしてる所に兄弟の拘りが感じられますね。

これが南斗だ!!
雑魚のみなさんを処理した後は、テロップを出しつつ高らかに必殺技の名前を読み上げるのです。

これぞ「南斗双鷹拳
(そうようけん)」!!

二人が力をあわせることによって、その威力は倍以上になるビックリ奥義です。
ハズ
「すでに南斗聖拳108派の大半はファルコ、お前の元斗皇拳によって滅ぼされた! だが、南斗は消えぬ!!」


ギル
「南斗双鷹拳でテメェの心臓をかき切ってやる!!」
ファルコ
「フッ、おもしろい」


いたってクールなファルコであった。
それにしても、後ろにデデンとそびえる元斗の家紋が存在感ありすぎですな。
ハーン兄弟
「いくぞ! 
南斗双鷹拳
双羽落爪破!!」


※STUDY 読み方は「そううらくそうは」でござる。
んで、奥義の内容ですが空中で兄弟合体した後、兄貴前衛・弟後衛のフォーメーションに組みなおしながら落下して相手にダイレクトアタックを仕掛けます。
弟ってただしがみついてるだけじゃね?というツッコミもきそうですが、弟の重量が加わって落下スピード+兄貴の引っ掻きの威力が上がったりするのかもしれないので、これはこれでOKなのですよ。
だが避けられてしまった!!
ハズ
「ダハハハ! 上手く逃げやがったな!」


ギル
「だが今度は外さねぇ!!」

ハーン兄弟
「南斗双鷹拳・鷹のポーズ!!!」

だが攻撃モーション自体はさっきの使いまわしを有効に再利用しております。

ノリノリの兄弟ですが、待ち構えるファルコの両手が危険な感じでパチパチ発電してて、ちょっぴり危険な予感がします。
ハズ
「おれのこの手が光った上に唸るぅう!! くらえぃ! 兄貴パンチ!!」
ファルコ
「元斗・五連装メガ粒子キャノン!!」
ハズ
「ぎょぇ〜〜〜〜〜!?」


ビーム直撃しまふた!
理不尽なファルコの対空防御に撃墜される極悪兄弟の図。
直撃食らった兄貴の容態が気になりますが・・・。
バット
「駄目だ!ファルコは強すぎる!!」


ギル
「ア・・・兄貴ィ〜!?」


ファルコ
「何人もこのファルコの皮膚一枚、一筋の傷もつける事敵わぬ」


ファルコ、天狗になってます!
その頃、ケンシロウは帰路を急いでいた。

全速力で黒王を疾走させるケンシロウ。
だがその先には・・・。
ブービートラップだ!!
ケンシロウ
「どぅわ!?」


いきなり地面から生えてきた槍にちょいビビるケンシロウ。
だが黒王の馬性能で何とかジャンプで回避に成功しました。
トラップ仕掛けた本人はコイツであった。

アイン
「ほいほいほいほい〜♪」


ご機嫌で自家製トラップを発動させるアイン。
意外な才能を垣間見てしまいました。
今度は頭上より降り注ぐアイン特製のトラップ群。

寸分の狂いもなく落下してくる槍の雨あられ。
こりゃ黒王の馬性能をもってしても、全回避は難しいか?
ケンシロウ
「とぅっ!」


いきなり黒王を見捨てて自分だけジャンプして逃げちゃった世紀末救世主殿。
あんまりな気もしますが、まぁ黒王だったら大丈夫でしょう。

多分ですが・・・。
アイン
「ん? 野郎!どこ行きやがった!?」


ジャンプで一人だけ逃げたケンシロウを思いっきり見失うお茶目なアインであった。
ケンシロウ
「ここだ」


アイン
「うおっ!?」


ケンシロウに頭上からコンニチワされてうろたえるアイン。
追い詰められると弱いタイプなのか・・・?
アイン
「くっそ〜!バレちまったら仕方ない。俺のゲンコツちゃんをお見舞いしてやる〜!」


追い詰められた鼠は猫に咬みつき攻撃を敢行してしまう事もあるのです。
目指せ大金星!
ですが、明後日の方向にナイスパンチ!

それにしても岸壁を粉砕してしまうとは・・・アインのゲンコツはスンゲェ代物ですね。
ケンシロウとかラオウとかファルコとかいなかったら、もしかするとこのアニメの主役を張れたかもしれません。
アイン
「痛ってェエエエエ!!!」


いい表情で身悶えるアイン。
そりゃ岸壁を思いっきりグーで殴れば悶絶するのも当たり前です。
こういうシーンを積み重ねる事によって、確実にギャグキャラの道を歩んでいくのですよ。
ケンシロウ
「アイン、これ以上俺に関わるな」


アイン
「そんな事言わねぇで、その首俺にくれや。おめぇが金色のファルコに殺られちまったら一銭にもならんからな」


ケンシロウ
「金色のファルコ・・・」


アイン
「おぅ、元斗皇拳最強の男よ! 恐ろしく強ぇえ奴だ」


さりげなくファルコの存在をケンシロウにレクチャーする辺り、アインは意外に良い奴かもしれません。
ケンシロウ
「アイン、お前の相手をしている暇はない」


アインに門前払いを下し、再び黒王に乗って先を急ぐケンシロウ。

アイン
「チッ、あのヤロー! 次会った時は必ず首を獲ってやる」
同時刻、瀕死のハズは爆弾を盾にバット達北斗軍を逃がそうとしていました。

ハズ
「てめぇら〜一歩も動くなよ! 一歩でも・・・動いたら・・・ドカンだぞ!」


ギル
「ア、兄貴ィ」
ハズ
「おめぇら、今のうちだ。早く逃げろ、逃げるんだ!」


バット
「ハズ・・・」


ハズ
「馬鹿野郎!何をしてる、とっとと行けー!」


バット
「・・・よし!退却するんだ!!」
ギル
「ヘヘッ、さすが兄貴だぜ! こうなりゃ俺も一緒に地獄へ行くぜ!!」


ハズ
「ギル、おめぇも下がれ」


ギル
「工工エエエエ(゚Д゚;)エエエエ工工」


この表現も本日三回目となるとさすがにクドイですね。
悪乗りしすぎました、どうもすいません。
ハズ
「俺はもう駄目だ、肋骨が肺に刺さっている・・・。こうなりゃファルコを道連れだ。だけどおめぇまで死ぬ事はねぇ!」


ギル
「ア、兄貴! 俺たち生まれた時から一緒じゃねぇか!」


ハズ
「バット! こいつを連れてってくれ!!」


ギル
「い、嫌だよ! 兄貴ィ〜!」
ハズ
「早く行け! この場は俺にまかせるんだ!!」


ギル
「死ぬ時は・・・一緒だと誓ったじゃねぇかー!」


ハズ
「弟よ、泣くな悔やむな。俺は金色のファルコを道連れに出来るんだ。笑って見送れぃ!」
ハズ
「さぁファルコ!一緒に逝こうぜー!!」


ハズ兄貴、人生最大の見せ場到来です。
ハンマーで信管をブッ叩き、ファルコを道連れに大往生する事が出来るのでしょうか?
ファルコ
「元斗・イオンビーム砲!!」
ファルコが発射したイオンビームによって、ハンマーは真っ二つにへし折られてしまうのでした。
ハズ
「はわわっ!?」


全く場の空気を読んでいないファルコの横槍によって、人生最大の山場を台無しにされたハズ兄貴大ショック!
帝都兵
「今だ、殺れ!」


万策尽きたハズ兄貴は、弁慶の如く帝都兵達が投げた槍をその身に受けて立ち往生してしまうのでした。
健闘虚しく昇天してしまったハズ兄貴。
一部始終を見届けた空気の読めない男ファルコはその場から立ち去ろうとします。
ギル
「ア、兄貴ィーーーーーーーーーー!!!!」


弟ギル、魂の叫び。
ハズ兄貴の死に半狂乱となったギルは、帝都兵達に単身特攻をかけるのでした。

ギル
「南斗の・・・南斗の魂は消えずーーー!!」
ギル
「カ・ミ・カ・ゼ・ーーーーー!!」


そして大ジャンプ。
そのまま宇宙破壊爆弾にヘッドバットを敢行するギル。
見事爆弾をエクスプロージョンさせる事に成功しました。

これではファルコや帝都兵も無事ではすまないでしょう・・・。
タイムボカンばりの規模で吹き上がるキノコ雲。
ようやく近くまでやって来たケンシロウの目にもその爆発する光景が飛び込んできていました。
バット
「ハズ・・・ギル・・・。見事だった・・・」


リン
「ありがとう・・・。二人の死は決して無駄にしない・・・」
やっとこさケンシロウも到着です。

リン&バット
「ケン!」


ケンシロウ
「無事だったかリン、バット」
北斗軍兵士
「なっ・・・なんだアレは!?」


ケンシロウの帰還で和みかけた場の空気が、一人の北斗軍兵士の悲鳴によって一変してしまいました。

死体の山が・・・動いている!?
原因はゾンビか? 幽霊か?
いや、怪奇現象の正体はファルコだった!
どうやら帝都兵士達をバリケードにして爆風から身を守っていたようです。

リン
「兵士達が、自ら命を捨ててファルコの身を!?」


バット
「何故こんな事を!?」
生き残っていた帝都兵
「しょ・・・将軍の為に、この命使えるなら本望!」


バット
「ば、馬鹿な! ファルコはお前達の為に一滴の涙も流さなかったんだぞ!!」


生き残っていた帝都兵
「いや・・・! 将軍は・・・ファルコ様は、今まで我らの為に涙を使い果たし、既にその涙は枯れているのだ・・・。ファルコ様こそ、我らの心を奮わす光なのだーっ!・・・ガクッ!(南無)」
黙ってその場を立ち去るファルコ。

ケンシロウ
「心を奮わす光・・・ファルコ!奴には一体どんな秘密が・・・?」


次週に続く。




次回予告 (Next)


賞金稼ぎの心の内を無常の風が吹き抜ける。

次回『北斗の拳』、
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