砂に埋もれた数年間が過ぎた。
時代は再び恐怖の天帝が支配する暴力の日々へと逆戻りしていた。
北斗の、レジスタンスの首領へと成長したリンとバットは、蘇った伝説の救世主ケンシロウとの再会を果たした。
そして、新たな戦いの歴史が始まった。

世紀末救世主伝説 北斗の拳2




第113話 (Chapter113)
謎の賞金稼ぎアイン!
俺がケンシロウの首をとる!!

放映日  1987/04/02
演出  川端蓮司
脚本  大橋志吉
作画監督  金子寛俊
美術  砂川千里




第113話 前半 (A part)


北斗の軍団員A
「ケンシロウさんが我々についてくれればもう百人力だ! なぁみんな!!」


北斗の軍団員B
「いやぁ〜千人力だぜぇ!」


北斗の軍団員C
「北斗神拳は無敵だぞぇ!」


ケンシロウ効果で北斗軍の士気が100上昇した様です。
当のケンシロウはバットとリンに今まで何やってたかを独り語りモード。
どうやらユリアに関しての話題のようです。

ケンシロウ
「短い人生だったが・・・ユリアは安らかに逝った・・・」
そして独り回想シーンへと移行。

ケンシロウ
「大丈夫か?ユリア」


ユリア
「・・・・・・えぇ・・・」


雨にびしょ濡れであんまり大丈夫そうには見えませんが、本人が大丈夫言うたら大丈夫なんでしょう。
ケンシロウ
「リン、これはユリアからお前にと・・・」


ユリアの形見をリンにプレゼンツするケンシロウ。
バット
「貰っておけ、リン。ユリアさんは自分には出来なかった事をお前に託したんだ」


リン
「バット・・・」


なんとリンは『ユリアのネックレス』を手に入れた!
そんな中、北斗軍団員より報告が上がってきました。

北斗軍団員
「第二砦の近くを天帝軍の護送車が接近中です!」


報告を聞いたケンシロウはその場所へ向かう事に。
ケンシロウ
「行こう、リン、バット」


なんとケンシロウからのパーティー加入要請がきました!
今までにない状況にリン&バットもビックリ仰天!
リン
「えっ・・・! はじめて・・・はじめて私達に一緒に来いと言った・・・」


リハク
「貴方達も既に戦士と言う事だ」


二人が大人の階段昇った瞬間ですな。
それはともかくとして、例え大人になってもリンは戦力的に期待出来ない様な気がするのですが・・・。
まぁユリアのネックレスで守備力上がってるからだいじょぶか。
その頃、ジャコウ様の元にケンシロウ復活の報告が入っていた。

ジャコウ様
「なにぃ! ケンシロウが復活したとは本当かぁ〜! ぬぬぬぬぬ! えぇ〜ぃ!ケンシロウを殺すのだ〜〜!! 暗闇に輝く北斗を何としても叩き潰さねばならぬ! 奴を抹殺しろ〜〜! 賞金を増やせ〜! 思うまま望む物を与えろぉ〜! 国中の賞金稼ぎを総動員させるぉ〜〜!!」


なるほど、 賞金稼ぎにケンシロウを倒させようというのですね、ジャコウ様。
所変わって、ここはとあるエリア。
北斗の軍が攻めてくるとの報が入り、天帝軍の皆さんは大急ぎで玄関を閉めるのでした。
天帝軍兵士
「皆、おつかれ〜〜!」


一仕事終えた男の顔をしていますね。
皆、いい顔だ!
しかし、そんな安らぎの一時も長くは続きませんでした・・・。

正体不明の物体が門をブチ破ってきましたよ!
問答無用でフッ飛ばされる天帝軍の皆さんがいとあはれ。
門をブチ破ったのはブルドーザーでした。
どうやら北斗の軍ではないようですが・・・。
謎の賞金稼ぎ
「このボケどもが。急に門を閉めるから、止まれねぇじゃねぇか! ほぉーら、道をあけろぉ!」


なんか随分タカビーな奴が入ってきましたね。
んでブルドーザーの運転手がこのアンちゃんです。
某ストリートファイターに出てくるタイガーアパカッの人に似ていますが、多分血縁関係はないと思われます。
ちなみに足でグリグリされると「へぇ〜〜ぃ・・・」と言って発車する仕組みになっています。
「M」属性でしょうか?
ひっ捉えた賞金首を連行するタカビー男。
引っ張られてる賞金首のあんまりな扱いに思わず目頭がアツくなってしまいます。
良い子の皆はこんな事しちゃダメだぞッ!
ドアを蹴破り郡司令の部屋になだれ込むタカビー男。

郡司令ゲイラ
「なんだ!? 失礼なやっちゃな〜〜!」

あ、すいません。
ハーレム満喫中でしたかw
タカビー男
「二人合わせて8千ジェドルの賞金首だ!」


ジェドルの価値がどれくらいなのか判らないので金額の重みがよくわからんが、とにかくすごい賞金だ!(某肉の人の与作風に)
ゲイラとタカビー男がそんなやり取りしてる中、なんだか人相の悪いヤンキー兄ちゃん達がやってきましたよ。

ヤンキー兄ちゃん
「おぃ、本当だろうなぁ。七つの傷の男を倒せば俺達皆を自由にして、なおかつ一つのエリアをくれると言うのはぁ!」
ゲイラ
「そぉだ! この男を倒せばくれてやる!」


ケンシロウ、中々男前に描かれております。
それにしても破格の高待遇ですね。
コリャもう頑張るしか!
タカビー男
「あの賞金首は俺の物だ!失せろ!!」


あちゃー、この人独り占めする気だYO!
「お前の物は俺の物」・・・なんだ、ジャイアンか。
ジャイアン
「ちょっと殴らせろ〜!」


邪魔する奴らに問答無用のジャイアンパーンチ!
さすがパンチマニアで主役張っただけの事はありますね。
ゲイラ様もビックリです。
ゲイラ
「むむむ・・・! コイツなら、この男なら殺れるかもしれん!」


あまりのジャイアンっぷりに、コイツならいけるんじゃね?と淡い期待を寄せるゲイラ様。
その結果はCM後に明らかに・・・!
ケンシロウ率いる北斗の軍が殴り込みをかけてきましたYO!
ジャイアン
「俺の名はアイン! 恨みはねぇが、貴様の首貰い受けるぞ」


ケンシロウ
「・・・何のために?」


アイン
「フッ・・・これの為だ
(小指シャキーん!)」


小指シャキーんはハニーいますよ〜の意です。
アイン好きなら街中で真似してみてください。
ちなみに間違えて中指立てると大変な事になるので注意が必要です。

あ、それからようやく名前名乗ったな。
ケンシロウ
「ぬぁあああああ!」


効果音
「しゃきーーーん!」




第113話 後半 (B part)

アイン
「いくぜ二枚目!」


ケンシロウ
「喧嘩拳法か・・・」


アイン「それがどうした、不服か? 俺は今までこいつで負けた事はねぇ。気に入らねぇ奴はこの拳でブッ潰すだけだ!」

ジャイアン理論全開でケンシロウに挑むアイン。
体重×スピード×握力=破壊力〜〜!

アイン必殺のギャラクティカファントムが火を噴くぜ!
アイン
「おろっ!?」


しかしながらあっさり回避されるギャラクティカファントム。

喧嘩師の攻撃が当たらない!?
そして返す刀で北斗ビンタをアインの横っ面に叩き込みます。
ジャイアン、破れたり!
アイン
「おぅあ!?」


ことごとく北斗ビンタであしらわれる世紀末最強の喧嘩師アイン。
こりゃー決まったか?

アイン
「やるじゃない!」


ニコッ

強がっては見たものの、ケンシロウには全く歯が立たず最後まで北斗ビンタで闘魂注入されるアイン。
結局このままフェイタルKOされてしまいました。
とどめの一撃を叩き込もうとするケンシロウでしたが、寸止めで勘弁してあげました。

アイン
「な・・・なぜ撃たぬ?」
ケンシロウ
「お前には女がいるな?」


アイン
「あ・・・あぁ・・・」


ケンシロウ
「フッ」


その場から立ち去るケンシロウ。

アイン
「はぁ〜、この俺が負けた?」
ブゾリ
「だらしねぇ〜」


アイン
「ぬっ?てめぇはブゾリ!」


なんか変な腐乱犬が乱入してきましたよ。

ブゾリ
「アインともあろう者がなんてぇザマだ!」


どうやらアインの商売敵のようですね。
んで、そのままケンシロウに喧嘩を売るブゾリ。

ブゾリ
「俺はこの街一番の賞金稼ぎのブゾリ様よ! てめぇの首は俺が捻ってやる!」


アイン
「ちょ〜っと待てぃ」
ブゾリ
「負け犬はすっこんでろぃ!」


ブゾリが振り向いたその先には・・・。
アイン
「てぃっ!」

ブゾリ
「ぐは〜〜〜〜〜〜〜!?」


アインの不意打ちギャラクティカが待ち構えていました。
アインのギャラクティカ直撃でブゾリの顔面には大きなクレーターが発生してしまいました。
某アクマ超人みたいな顔になってしまってますが、この中が四次元空間になっているとかそういう事は一切ないので過度な期待は禁物です。

ブゾリ
「もぺぇ〜〜…」


アイン
「ごめんな。やっぱり俺は強いよな?」


あんまりちゃぁあんまりなアインであった。
アイン
「おぃ! ケンシロウ、お前の首は必ずこのアインが獲ってやるぜ!」


カッコよく啖呵を切るアイン。
ここからアインのケンシロウストーキングの旅がスタートするのでした。
所変わって・・・ゲイラ様の部屋までやってきたケンシロウ。

ゲイラ
「えぇ〜ぃ、面倒くせぇ〜〜。
ったく、困った男だが仕方あるまい。ふぁ〜ぁ、
息をするのも面倒だぁ〜〜!」

全てに置いて無気力なゲイラ様であった。
ケンシロウ
「今すぐに、楽にしてやる」


指ポキポキしながら不適な笑みを浮かべるケンシロウ。
これはこれで不気味だ・・・。
ゲイラ
「うへぇ〜面倒だが! ワシの術を見せてやろう!」


目が発光しながら変なガスを吐き出すゲイラ様。
ココまで来るともはや人間ではありません。
誰だ、こんなクリーチャー召還したのは!?
この怪しげなガス&振り子を見続けるとどうやら催眠状態になってしまう様です。

ゲイラ
「うぇへへはhkjがあがふぁg」
ケンシロウ
「お口くちゃーぃ」


世紀末の野郎は口臭ひどい奴ばっかですね。
ゲイラ
「お前はぁ〜お前はぁ〜〜〜ワシの声に〜〜逆らう事はぁ〜〜できぬぅ〜〜できぬぅぅうう〜〜〜〜〜!」


一生懸命頑張ってケンシロウをマインドコントロールしようとするゲイラ様。
ゲイラ
「さぁ〜こっちへこぃ〜〜。この靴を舐めるぇ〜〜!」


催眠術が効いたと思ったゲイラ様は 、ケンシロウに靴磨きさせようとするのでしたが・・・。
グチャ!!!!!

思いっきり足を踏みつけるケンシロウ。
催眠術全然効いてなかったですね、ゲイラ様?
ゲイラ
「qあwせdrftgyふじこlp!?」


あまりの激痛にいい感じに身悶えるクリーチャーが一体現れた。
アイン
「ハンッ!馬鹿め。こけおどしが通用する相手か。このエリアも終わりだな〜」


なんだ、ジャイアンまだいたんですか?
アイン
「お宅達とはまた会うことになるかもしれんな。ま、今日のところは女の所へ帰るわ。じゃあな!」


家への帰路につくアインであった。

バット
「なんて・・・奴だ」
ゲイラ
「そ・・・そんな馬鹿な事!? 効いてねぇのかぁ〜!?」


はい、マインドコントールは全く効いていません。

ゲイラ
「ぬおぉお! そーれそれそれそれ〜〜! 眠くなってきたぁ〜眠くなってきたぁああ〜〜〜!」


懲りずにマインドコントロールを試みるゲイラ様。
ケンシロウ
「あぁ、効いてきたYO!」


と言いつつ、殺人チョップをゲイラの脳天に照準セットするケンシロウ。
あぁ、こりゃ〜いわやまりょ〜ざんぱされちゃうかな。
ケンシロウ
「あちょぉ〜ぅ!!」


ゲイラ
「あべ〜〜〜〜っ!?」


クリーチャー脳天唐竹割り!
そして最後は秘孔をブスリ。
今回突いた秘孔の効力はなんなのでしょうか?
ケンシロウ
「息をするのも面倒だと言ったな。
秘孔喘破(ゼンハ)を突いた。
息は吐けても、もう吸えぬ」


ゲイラ
「ちょっと待ってぇ〜〜〜! 息ッ!いきっ!いきぃ〜〜〜〜!」
ゲイラ
「あぁああ〜〜〜ほぎゃぎゃぎゃ! ふみゃ〜〜!?」


悶絶しながら最後はオペラ歌手チックなポーズを取って果てるゲイラ様。

何気に変なポーズなので、今週の一押しカットとなっております。
アイン
「これでケンシロウの賞金もまた上がる」


果たして、アインはケンシロウの首を取ることができるのでしょうか?
次週へ続く。




次回予告 (Next)


ケンシロウを抹殺せよとの命を受け、紫の光を纏った将軍ソリアが動き出した。

次回『北斗の拳』、
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