運命を切り開く男がいる。
天に背く男がいる。
それは、北斗神拳二千年の宿命。
見よ!今、その長き血の歴史に終止符が打たれる。




第106話 (Chapter106)
悪夢におびえるラオウ!
ユリア、もうお前しかいない!!

放映日  1987/02/12
演出  又野弘道
脚本  戸田博史
作画監督  斉藤浩信
美術  古宮陽子




今週の山場 (Topics)


ユリアの未来日記(想像)の1シーンに登場したダイヤモンドリングです。
リングの中から白いモビルスーツが飛んできたりしたらガン○ムのオープニングなんですが、 そんな事は100%有り得ないので期待するだけ無駄な努力です。
ちなみにこのダイヤモンドリングという現象は、太陽を地球や月が絶妙の角度で隠した時に発生するらしいです。




今週のお話 (Story)

乱心したラオウは部下達に殴る蹴るの暴行を加えた後、全員に解雇通告を出してしまった。
「やってらんねえ」と不満をあげつつ怪我の痛みに悶絶する部下達。
その場面に遭遇したユリアは得意の回復魔法で部下達の怪我を治していく。
奇跡の力を目の当たりにした部下達は一斉にユリアのファンになってしまうのだった。
一方、フドウの火葬を終えたケンシロウとリハクの下に、「拳王軍が統率を失い反乱が発生しまくっている」という情報が入ってきた。
好機到来とばかりに海の軍団に各地の制圧を命じるリハク。
ケンシロウはラオウの野望が崩れ始めた事を悟るのだった。
その頃、ラオウは炎に手を突っ込んで自らの肉体の耐久力をテストしていた。
焼けた石を難なく砕き、自らの不死身っぷりを証明するラオウ。
だが、 ケンシロウや子供達の哀しみパワーに恐怖した事がトラウマとなり 、このままではケンシロウに勝てないと感じていた。
この状況を打破する為には「哀しみ=愛」の力が必要と判断したラオウは、 ユリアの命を奪う事で哀しみを知ろうとする。
死亡宣告を受けたユリアは「木々の緑、流れるせせらぎ、花の香り、緑の大地に土の匂い、 輝ける未来の為に必要であればこの命捧げましょう」というポエムを創作し、 ラオウにその命を捧げる覚悟を決めた。
そんなユリアの態度に思いっきり動揺するラオウ。
かつてトキが説いた愛パワーをラオウは身をもって体感する。
回想シーンも入りしばらく硬直していたラオウだったが、遂に意を決してユリアを殺害しようとする。
だが、ユリア信者となった元部下達に矢で射られ殺人未遂で終わってしまった。
ユリアは殺されかかっている状況にも関わらず、矢で負傷したラオウの脚を治療し始めた。
その行動に再び動揺しまくるラオウ。
「これが愛パワーなのか・・・」。
湧き上がる感情が涙となってラオウの瞳から溢れ出す。
だがケンシロウとユリア、二つを同時に望む事は出来ない。
ラオウはケンシロウを倒す為に、ユリアに拳を振り下ろす。
それに呼応するかのように土砂降りの雨が降り出した。
降りしきる雨の中 、ラオウは動かなくなったユリアをお姫様抱っこするのだった。
一方、ケンシロウ一行はテントの下で雨宿りしていた。
遠くから何かが近づいて来るのを感じるケンシロウ。
雨の中、ケンシロウの下にやってきたのは黒王号だった。
ケンシロウをラオウとの決戦に誘おうとする黒王号。
ケンシロウはリンに「北斗の掟は俺が守る」と言い残し決戦の地に向かう。
着いた先は聖なる修行場「北斗練気闘座」であった。
聖地でケンシロウを待ち構えていたラオウ。
二人の最終決戦が始まろうとする所で次回に続く。




今週の強敵 (Character)


懐中電灯を使って人を驚かすラオウの図・・・って違います。
燃え盛る炎の前でラオウが考え込んでるんです。
まあ、こんな感じでいきなり現れるのでどっちにしてもビビリ確定ですが・・・。


ヤベェ・・・このネタ、はるか昔にも使ってるし。
今回メインを張るユリア女史です。
慈母星効果で背景が水玉入りピンクというファンシーな感じになってますが、 ただの演出なのでこれによってラオウが改心したりする事はありません。
回想でちょこっとだけ流れたケンシロウ&ユリアのデートシーンです。
当時は周囲をはばからずかなりのアツアツぶりを発揮していた様ですね。
それにしてもデートコースに寺を選択するとは・・・渋い、渋すぎる。
回想シーンに登場したトキですが、今回は愛の伝導師として活躍します。
「ユリアを手に入れるのが俺の野望」と言い放つラオウに対し、 それは野望ではなく「愛」であると説教するのでした。
北斗七星が光り輝く中、遂に最終決戦に突入するケンシロウラオウ
宿命の戦いは次週からスタートします。




今週の北斗神拳 (Battle)


乱心モードに入ったラオウはもう手が付けられません。
ドアごと踏み潰されたり、殴る蹴るの暴行を受けまくった部下の方達は、この後「こんな仕事やってられねえ」とボヤくのでした。
ラオウにボコられた部下達を回復魔法「ユリアホイミ」で治療するユリア。
効果はHPを60〜80ポイント程度回復です。
これはユリアホイミの全体版「ユリアベホマズン」で、周囲25メートルにいる 対象全てに効果があります。
バランスタイプのパーティーを組みたい時は、とりあえずユリアを入れておくといいでしょう。
ユリアに一撃かました瞬間、必要以上に轟きまくるカミナリの嵐。
ここ最近では一番ショッキングなシーンではないでしょうか。
実はこの後も一悶着あったんですが、それは再来週あたりで明らかになるので今は内緒にしときます。
グッタリしたユリアをお姫様抱っこするラオウ。
非常に絵になる光景ですね。
ユリアを失った事によって、ラオウは究極奥義の使用が可能になるのでした。




次回予告 (Next)


愛と哀しみを背負った二人の拳士。
今、最後の戦いの幕が開く。

次回『北斗の拳』、
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