運命を切り開く男がいる。
天に背く男がいる。
それは、北斗神拳二千年の宿命。
見よ!今、その長き血の歴史に終止符が打たれる。




第101話 (Chapter101)
ラオウ倒れ野望果てるか?
しかし天はまたよろめいた!!

放映日  1987/01/08
演出  梅澤淳稔
脚本  大橋志吉
作画監督  須田正己
美術  古宮陽子




今週の山場 (Topics)


天才軍師リハクが「ケンシロウ様、好きじゃ〜!!」と叫びつつ、ヤオイタックル でケンシロウを押し倒している様に見えますが、事実は天動説と地動説くらい異なります。
リハクが仕掛けた落とし穴が誤作動した為、ケンシロウが落ちないよう庇っているんですね。
年寄りの冷や水という言葉がピッタリのシチュエーションになっています。




今週のお話 (Story)

無想転生のスキルによって回避率が100%になったケンシロウに攻撃をことごとくかわされまくるラオウ。
なんとかして劣勢を挽回しようとするラオウであったが、未だかつて味わった事の無い恐怖に膝がブルブルと震え出すのだった。
自らの体が震えている事に動揺したラオウは、かつてトキが言った事を思い出す。
以下、回想シーン。
修行時代、レベル不足の為リュウケンに破門されたキムという青年がいた。
落ち込むキムを見送りに来たのが心優しき末弟ケンシロウであった。
最初は余計なお節介にイライラしていたキムだったが、ケンシロウの優しさエナジーによって心の中の鬱憤を綺麗さっぱりリフレッシュする事に成功。
最後はケンシロウに感謝の言葉を述べ、その場から立ち去って行ったのである。
一部始終を見ていたラオウは、甘ちゃんであるケンシロウの生き方を否定した。
しかしトキは、他人の悲しみを共有できるケンシロウこそが北斗四兄弟の中で一番 強くなるだろうと宣言するのだった。
以上、回想終わり。
かつてボロクソにこきおろしたケンシロウに追いつめられたラオウは、超必殺技「天将奔烈」をケンシロウにブッ放し一発逆転を狙う。
だが、ケンシロウは見事に天将奔烈を受けきり反撃の地獄突きをラオウの顔面に叩き込んだ。
ラオウ危うし。
この状況に遂に死を覚悟したラオウは、玉砕戦法でケンシロウとの相打ちを狙う。
二人の闘気はMAXまで高まり、その余波で部屋が崩壊し始めた。
距離を詰めるラオウだったが、その途中でリハクの仕掛けた落とし穴のスイッチを踏んでしまう。
「こりゃヤバイ」と感じたリハクはケンシロウを寸前で庇う事に成功。
残されたラオウは見事に落とし穴にハマり重力に引かれて自由落下し、固い地面に叩きつけられてしまった。
瀕死のダメージを受けたラオウだったが、なんとすぐ側にユリアがいるではないか!? 
好機到来とばかりにユリアを拉致したラオウは、黒王に跨りその場から離脱した。
一方、リハクとケンシロウも最後の仕掛けで大ダメージを受けていた。
目を負傷し盲目になってしまったケンシロウ。
だが、シュウを憑依合体させる事により目が見えなくても大丈夫になったケンシロウは手負いのラオウを追いかけるのだった。
この続きは次回に続く。




今週の強敵 (Character)


北斗マッスル兄弟の激突もクライマックスに到達しようとしています。
この素晴らしき闘いをいつまでも見ていたかったのですが、 天才軍師リハクのトラップが見事に誤作動し、二人の闘いに水を指す結果となってしまうのでした。
リハクのバカン。
右の青年が力量不足で破門されてしまったキムさんです。
落ち込むキムさんを慰めるケンシロウ。
トキが「他人の悲しみを知る人間は、その悲しみを自分の力に変える事が出来る」と 言う様に、ケンシロウは悲しみを背負って最強の拳士に成長していくのでした。




今週の北斗神拳 (Battle)


無想転生を粉々に打ち砕くべく、ラオウが繰り出した超絶奥義が「天将奔烈」です。
まずは仕込みの段階で腕をグルグル回転させて闘気を練ります。
これが上手く出来るかどうかで技のカッコよさが変わるので、やってみようという方は 気合を入れて腕を回してください。
程よく闘気が練りあがったら、後は相手にブッ放すだけです。
両コブシに闘気を集中させ、攻撃を外さないように相手に照準をセットします。
ついでに怖い表情をしてると相手に精神的プレッシャーを与えられるでしょう。
遂に発射の時がやってきました。
気兼ねなくドカンと派手にぶっ放しましょう。
ここ最近、分身の術とか腕からビームとか人知を超えた闘いが繰り広げられてますが、 これはれっきとした拳法アニメ「北斗の拳」ですのでそこんとこ世露死苦。
ラオウ的波動砲(天将奔烈)を根性で耐えるケンシロウ。
こんなの食らったら、一般ピープルは一瞬でケシズミになってしまうでしょう。
さすがは北斗の掟を守る男です。
波動砲を耐え切ったケンシロウは、そのままラオウ目掛けて ブッチャーも真っ青の北斗地獄突きを放ちました。
角度がやばいと手首を捻挫する危険性もある為、素人の方お断りの危険な奥義 と言えるでしょう。
リハクの仕掛けたビックリドッキリギミックファイナルが誤作動しちゃいました。
まんまと落とし穴にハマッたラオウは、地球の重力に身を任せつつ、来るべき 固い地面とのご対面を果たすのです。
こりゃ死んだか・・・。
固い地面とコンニチワしても死なないのが世紀末覇者ラオウです。
と言っても見た目は潰れたカエルみたいになってますが。
もはや虫の息のラオウですが、その眼前には意外な人物がいたのでした。
偶然ユリアと鉢合わせしたラオウは、興奮のあまり奇跡の大復活を果たします。
嬉々としてユリアを拉致し、速攻で現場から離脱するラオウ。
ユリアもユリアで相変わらずの無抵抗主義を発揮しつつ、 あっさりと誘拐されてしまいましたとさ。




次回予告 (Next)


遂にユリアを手に入れたラオウ。
だが自らの恐怖の虜となったラオウは謎の行動に出た。

次回『北斗の拳』、
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