北斗と南斗入り乱れ、乱世に戦いは果てしなく続く。
そして、宿命の時は迫りケンシロウは遂に南斗最後の将の正体を知る。




第97話 (Chapter097)
さらばユリア!
強き男は死しても愛を語らず!!

放映日  1986/12/04
演出  石田昌久
脚本  戸田博史
作画監督  和田卓也
美術  古宮陽子




今週の山場 (Topics)


傍目にはシンが恐る恐るユリアのバストを揉み揉みしようとしている様に見えますが、 実は心臓の鼓動を確認しようとしているだけで別にエロい事をしている訳ではないのでそこんとこ 世露死苦。




今週のお話 (Story)

最後の将はユリアだった。
山のフドウはケンシロウにユリアが生きていた理由を語り始める。
かつてサザンクロスで投身自殺を図ったユリアは、下で待機していた五車星の面々にレスキューされていた。
慌てて下まで駆け下りてきたシンに、五車星海のリハクは自分達がユリアの身柄を預かる事を提案する。
当然ユリアにぞっこんラブのシンは猛烈に反対した。
ゴネまくるシンを納得させる為、リハクはラオウがサザンクロスに侵攻してきている事を告げる。
「ケンシロウと戦った後、ラオウと連戦するのはキツイっしょ?」 というリハクの説得に渋々納得したシンは、ユリアを五車星にまかせ自らはケンシロウとの死闘に果てる決意を固めたのだった。
以上、ユリアが生きてた説明終わり。
話を聞き終わったケンシロウは、最後の将がユリアだとわかった途端にやる気満々になり南斗の都へ走り出すのだった。
一方、秘孔解唖門天聴を突かれたジュウザは全身を駆け巡る激痛にひたすら耐えていた。
最後の将の正体を厳しく追求するラオウ。
だがジュウザは意地でも話そうとせず、逆に 「拳王のク・ソ・バ・カ・野郎」とラオウを挑発する。
ブチ切れたラオウはジュウザを地面に叩きつけ、 トドメのパンチを放った。
ジュウザこれまでか。
しかし突如として息を吹き返したジュウザはラオウのパンチをかわし、そのまま反撃を叩き込んだ。
殴っても蹴っても倒れないゾンビ状態のジュウザにラオウは「なぜ死なん!?」と戦慄を覚える。
ラオウに爆弾パチキをブチかましたジュウザは、太陽の光を背にしたジャンプ攻撃をしかけダメージを与える事に成功したが、遂にその力も尽き果て地面に倒れてしまった。
ジュウザの身体から流れ出る血。
その血は空を自由に漂う雲を映していた。
静かに息絶える雲のジュウザ。
その壮絶な戦いぶりは、ラオウに最後の将の正体を悟らせる。
部下に雲のジュウザの埋葬を命じ、黒王にまたがり南斗の都へ駆け出したラオウ。
その頃、ケンシロウもまた立ち塞がる拳王軍を蹂躙しながら南斗の都へ向かっていた。
ユリアの前に立つのはケンシロウかラオウか。
その続きは次回に続く。




今週の強敵 (Character)


雲のジュウザは今週で燃え尽きてしまいました。
ジュウザの周囲に謎の青空空間が形成されてますが、 これは身体から流れ出した血に雲が映し出されているという素晴らしい演出 なのです。
回想シーンですが久々に登場のシンです。
場面的にはケンシロウに苛められたシンが「ドラ○モーン!!」とネコ型ロボットに 泣きついているノ○太の様にも見えますが実は違います。
ユリアが自殺した為、生まれて初めて「本気で泣いている」シーンなんですね。
クールなイメージのあるシンですが、こうやって豪快に男泣きしたりする所にも魅力を 感じてしまいます。




今週の北斗神拳 (Battle)


解唖門天聴を突きジュウザを尋問するラオウ。
「ユ・・・ユ・・・」と思わず最後の将の正体の一文字目をゲロッてしまったジュウザですが、 その後はなんとか我慢して、ラオウに対し「拳王のクソバカ野郎」という命知らずの暴言を 吐くのでありました。
ラオウVSジュウザの激闘が再開されました。
ラウンド開始直後に「ファッキュー」ポーズでラオウを挑発するジュウザ。
ちなみにこのポーズは海外でやると本当に殺されてしまう可能性がありますので 良い子の皆さんは真似をしてはいけませんよ。
執念で立ち向かってくるジュウザに対し、ラオウは 奥義「北斗的ペガサス流星拳」で応えます。
超カッコイイ演出にラオウの小宇宙をビンビン感じまくりです。
そんな流星拳ですが、何発打ち込んでもジュウザに 効き目がありません。
ジュウザの壮絶なまでの執念が感じられるワンカットです。
流星拳を打ちまくったラオウはスタミナ切れになって汗かきまくりです。
殴っても蹴ってもターミネーターの様に立ち上がってくるジュウザに戦慄を覚えるラオウ。
誰だってゾンビは怖いですよね。
不死身状態になったジュウザはラオウの頭に強烈な「爆弾パチキ」を 叩き込みました。
パチキというのは頭突きの意味ですね。
石頭のラオウもたまらず出血という超必殺技なのです。
ラオウに上空から飛び掛るジュウザ。 戦いでは頭上を取った方が有利であると木偶狩り隊のハブさんも言っています。
今回はそれプラス太陽の逆光を利用してますのでかなりの戦果が期待出来ます。
ジュウザの特攻でダメージを受けたラオウの図です。
最後の最後まで奮闘したジュウザですが、この攻撃の後力尽き倒れてしまうのです。
アニメ版ジュウザの壮絶な戦い振りは感動を誘います。
一方の主人公ケンシロウは道中で邪魔する雑魚の方を殺人チョップで やっつけていました。
今まであんまりやる気がなかったのに、最後の将がユリアとわかった途端にこの変貌っぷり。
・・・恐るべし愛パワー。




次回予告 (Next)


ケンシロウが走る、愛の為に。
ラオウが走る、野望の為に。
そして世紀末最後の死闘が始まる。

次回『北斗の拳』、
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