五車星の一星、山のフドウと共に南斗の都に急ぐケンシロウ。
そして、世紀末覇者を目指す拳王もまた南斗の都へと進軍を続けた。
拳王の進軍を阻めるただ一人の男、雲のジュウザ。
だが、雲は動かず。
雲の心は自由に生きる。




第92話 (Chapter092)
よみがえった雲のジュウザ!
俺はラオウを恐れない!!

放映日  1986/10/30
演出  又野弘道
脚本  戸田博史
作画監督  斉藤浩信
美術  市谷正夫




今週の山場 (Topics)


拳王軍の検問を通過する為、旅のちりめん問屋に変装したフドウとバットですが、 どこからどう見ても怪しい集団にしか見えません。
田吾作になっただけで変装した気になってるフドウもフドウですが、 完全に騙されちゃってる拳王軍も大したモノだと思います。
平和だなあ・・・。





今週のお話 (Story)

俄然やる気を取り戻した雲のジュウザは、新コスチュームに身を包み舎弟を従えながら拳王軍の下へと出発した。
その頃、ケンシロウ達は地割れを越えるために橋を通過しようとしていたが、 運悪くその橋では拳王軍が近くの村から人間を駆り出して検問を行っていた為、 「ヤバイ、どうやって通過しよう?」と一同頭を悩ませていた。
結局、フドウとバットが変装し(リンは素のまんま)、ケンシロウは藁を積んだ荷車の中に隠れる事になりミッション開始と相成った。
橋の入り口で念入りなチェックを受けるフドウ達。
荷車に隠れていたケンシロウは疾風怒濤の速さで見つかってしまうが、気のいいヤングな村人の好意で見逃してもらえたのだった。
順調に橋を通り過ぎたフドウ達だったが、 対岸にいた拳王軍の兵士が女装しているバットをいたくお気に入りになり、そのまま 強引に結婚を迫りだしたからさあ大変。
嫌がるバットに拳王軍兵士がはじめてのチュウをしようと したその時、検問所の隊長バルダから「待った」の一声がかかり、バットの貞操はギリギリで守られる のだった。
騒ぎも収まりその場からトンズラしようとするフドウ達だったが、別の村人の密告によってその正体がバレてしまう。
結局その場で戦闘開始となり、「北斗円環斬襲脚」で雑魚を 瞬殺するケンシロウ。
一人残った西洋鎧コスプレマニアのバルダとの一騎打ちが始まった。
「崋山三叉槍」を会得しているバルダは、素早い突きでケンシロウに切り傷を一箇所付ける事に 成功するが、その後はてんでいい所なく最後はパンチ連打を浴びあべしとなるのだった。
一方、出撃した雲のジュウザは拳王との巡り合いを果たしていた。
自分の兜を破壊したジュウザの拳に冷や汗をかいた拳王は、黒王号より下りて戦う事を決意する。
雲のジュウザと拳王の戦いがこれから始まりそうだと思った所で次回に続く。




今週の強敵 (Character)


北斗世界には様々な奇人・変人がいらっしゃるのですが、 その中でも異彩を放つのがこの西洋鎧コスプレマニアの「バルダ」さんです。
兜の下の素顔が気になりますが、確認する前に爆死したので真実は永遠に闇の中です。
新コスチュームに着替え、拳王との戦いに闘気を燃やすジュウザ
雲の様につかみ所の無い拳が、ラオウに襲い掛かります。




今週の北斗神拳 (Battle)


検問所で厳しいチェックを受けるフドウ達。
近くの村から駆り出されてきた村人達が、藁の積まれた荷車を調べています。
実はこの中には北斗神拳伝承者が隠れているんですが、無事見つからずに済むんでしょうか?
「見つからないで」というリンの願いも虚しく、 光速の速さで発見されてしまった北斗神拳伝承者
発見した村人を何考えてるのかわからない仏頂面で睨みつけます。
藁の中から得体の知れない男が出てきたので(しかも睨まれてる)、 村人の男性はすっかりビビってしまいました。
おまけに指で「シーッ」までされては見過ごさないワケにはいきません。
北斗神拳伝承者の無言の圧力によって、この場はなんとか切り抜けられたのでした。


・・・でも後でバレるけどな。
藁の中から飛び出したケンシロウは、群がる雑魚の方々を「北斗円環斬襲脚」 で一網打尽にしました。
この技は360度全方位に攻撃が可能という大変便利な技ですので、 雑魚にタコ殴りにされそうな時は積極的に使っていきましょう。
バルダさんの流派は「崋山三叉槍」という武器を使います。
伊達臣人ばりの突き連打を繰り出してて見た目はなかなかカッコイイんですが、 ケンシロウには切り傷しか負わせられなかったのが悲しい現実です。
ケンシロウに槍ごと体を持ち上げられてしまったバルダさん。
「ここから降ろせー!!」と泣き喚きます。
手を放せば下りられるのに・・・。
結局、バルダさんは槍から叩き落とされた挙句、変なポーズのままパンチ連打を 浴びてフッ飛ばされてしまいます。
最後は打ち上げ花火の如く、空中で大爆発して果てましたとさ。
ジュウザの錐揉み回転アタックが、ラオウの頭部を襲います。
この一撃で兜を砕かれたラオウは、馬から下りて戦う事を決意するのです。




次回予告 (Next)


恐怖の覇者ラオウに向かう一人の戦士。
今、拳王の行く手を雲が止めた。

次回『北斗の拳』、
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