
世紀末覇者の野望に燃えるラオウ。その前に立ちふさがる五車星の男、炎のシュレン。

第88話　(Chapter088) 五車星ケンシロウに接近！フドウお前は何者!!

	放映日　　1986/09/11
	演出　　又野弘道
	脚本　　戸田博史
	作画監督　　金子寛俊
	美術　　市谷正夫

今週の山場　(Topics)

	バットが恐怖新聞を読んでおったまげているように見えますが実は違います。商人のオッサンからもらった玉子でジャグラーしてたら、案の定失敗して地面に落としてしまい「うわぁ！　勿体ねえ!!」と絶叫しているシーンなんです。この後、リンに「自業自得だ、お前が悪い」みたいな事を言われ、バットは絶望のドン底に叩き落されるのでありました。

今週のお話　(Story)

五車星・炎のシュレンを葬った拳王は残る炎の軍団を壊滅させ行軍を再開した。一方、ケンシロウ一行は謎の大男と行動を共にしつつある街へと辿り着いていた。そんなケンシロウの前に、逃げたニワトリを追いかける関西弁の親父が現れる。ニワトリ捕獲を買って出る大男だったが、一歩進むごとに地震が起こり街中を破壊しながら追い掛け回すもニワトリを捕まえることが出来ない。勢い余って小屋に頭から突っ込んだ大男は泥が鼻に入りとてつもないスケールのクシャミを爆発させる。クシャミによって吹き飛ばされた小屋の破片がニワトリに直撃し、そのままニワトリを捕獲する事に成功する大男であった。以上、ニワトリ捕獲ミッション完了。関西弁の親父は感謝しながら、病気の娘が待つ村へと帰っていった。商人からお礼として玉子をもらったバットは、調子コイて玉子でジャグラーするが見事に地面に落としてオジャンにしてしまう。あまりのショックに号泣するバット。見かねた大男は自分の玉子をバットにあげようとする。リンは「いいのよ、バットは自分が悪いんだから」と鋭くツッコむが、バットは目敏く玉子を受け取り大男に感謝するのだった。その頃、関西弁の親父は病気の娘に栄養価の高い玉子を食べさせるため村への帰路を急いでいたが、運悪く野党に襲われニワトリを奪われてしまう。遅れてやってきたケンシロウは、その惨状を見て怒り爆発するのだった。犯行現場から少し離れた所で、野党達は略奪したニワトリをフライドチキンにして食していた。チキンをほおばりながらグルメ漫画のようなコメントを吐く野党達。だが、そこへケンシロウが乗り込んできた。あっという間に雑魚どもを蹴散らしたケンシロウは野党のボス「コグレ」の兄貴と対峙する。コグレの兄貴とその他三人が繰り出す「泰山流四束拳」に防戦一方のケンシロウだったが、司令塔であるコグレの兄貴の自由を奪い最後は四人まとめて爆殺するのだった。一部始終を見届けた謎の大男は、野党の生き残りを「五車山峨斬」で真っ二つにするとケンシロウに自らの正体をカミングアウトした。実はこの大男は五車星・「山のフドウ」だったのだ。一方、五車星の一人である「雲のジュウザ」の下へリハクから「動け」という内容の手紙が届いていた。だが全く働く気のないジュウザは草笛を吹きながら昼寝するのだった。はたしてジュウザはこのままストライキをおこしたままなのかは次回に続く。

今週の強敵　(Character)

	今回の敵役は見たマンマの閣下です。法も秩序も無くなったこの世紀末の世こそ、悪魔である閣下にとってピッタリフィットな時代といえるでしょう。「泰山流四束拳」という限りなくマイナーな拳法を身につけた閣下は、（偽）聖飢魔Ⅱのメンバーと共にケンシロウに戦いを挑むのです。
	最後にちょっとだけ出てきたのが五車星「雲のジュウザ」です。リハクからの「動け」指令も完全シカトし、草笛吹きながら昼寝するジュウザ。このやる気０男をあの手この手で働かせようとするのが、今後の物語の展開になります。

今週の北斗神拳　(Battle)

	フライドチキン試食中の野党の頭をムンズと掴むケンシロウ。この後ケンシロウはとんでもねえ行動に出るのです。
	「よく味わって食え」と言った瞬間、野党の口にフライドチキンを叩き込むケンシロウ。骨が喉突き破ってたりとかなりショッキングな光景が広がっています。この後、野党は駄目押しの顔面パンチ食らって昇天してしまいました。食べ物の恨みは恐ろしいです。
	ケンシロウに「泰山流四束拳」で対抗するコグレの兄貴。まずは顔面アップで目を血走らせながら、「いくぜ！　俺達四人でやっつける!!　泰山流四束拳!!」というキメ台詞を絶叫するのです。
	四人同時にケンシロウの周りをグルグル回って幻惑します。ちょうど上手い事四人揃ってますので、コグレの兄貴率いる（偽）聖飢魔Ⅱのメンバーを紹介したいと思います。左からコグレの兄貴・グズリ・ジーラ・ナブリです。ヒヤリングなので名前があってるかどうかは定かではありませんよ。
	四束拳には色々なフォーメーションがあるようです。その中の一つがこの画像なんですが、兎にも角にも後ろのグズリがシュールな表情をしているのが気になります。面白すぎ。
	四束拳とは見ての通りのフクロ叩き奥義ですが、コグレの兄貴の素晴らしく緻密に計算された指示によって、恐ろしいまでの撃墜率を誇ります。
	四束拳の指令塔がコグレの兄貴である事を見抜いたケンシロウは、まず兄貴の動きを封じました。この後、ケンシロウが残る三人をボコボコにし、四人まとめて爆破して戦闘終了となります。閣下、お疲れ様でした。
	山のフドウが使ったアニメオリジナル技が「五車山峨斬」です。細かいことにはこだわらず、力にまかせて相手を粉砕するミラクルチョップで、山のフドウにピッタリの技と言えるでしょう。

次回予告　(Next)

ケンシロウが南斗へ向かった。だが、一人宿命を拒む五車星の男がいた。次回『北斗の拳』、


世紀末覇者の野望に燃えるラオウ。その前に立ちふさがる五車星の男、炎のシュレン。

第88話　(Chapter088) 五車星ケンシロウに接近！フドウお前は何者!!

	放映日　　1986/09/11
	演出　　又野弘道
	脚本　　戸田博史
	作画監督　　金子寛俊
	美術　　市谷正夫

今週の山場　(Topics)

	バットが恐怖新聞を読んでおったまげているように見えますが実は違います。商人のオッサンからもらった玉子でジャグラーしてたら、案の定失敗して地面に落としてしまい「うわぁ！　勿体ねえ!!」と絶叫しているシーンなんです。この後、リンに「自業自得だ、お前が悪い」みたいな事を言われ、バットは絶望のドン底に叩き落されるのでありました。

今週のお話　(Story)

五車星・炎のシュレンを葬った拳王は残る炎の軍団を壊滅させ行軍を再開した。一方、ケンシロウ一行は謎の大男と行動を共にしつつある街へと辿り着いていた。そんなケンシロウの前に、逃げたニワトリを追いかける関西弁の親父が現れる。ニワトリ捕獲を買って出る大男だったが、一歩進むごとに地震が起こり街中を破壊しながら追い掛け回すもニワトリを捕まえることが出来ない。勢い余って小屋に頭から突っ込んだ大男は泥が鼻に入りとてつもないスケールのクシャミを爆発させる。クシャミによって吹き飛ばされた小屋の破片がニワトリに直撃し、そのままニワトリを捕獲する事に成功する大男であった。以上、ニワトリ捕獲ミッション完了。関西弁の親父は感謝しながら、病気の娘が待つ村へと帰っていった。商人からお礼として玉子をもらったバットは、調子コイて玉子でジャグラーするが見事に地面に落としてオジャンにしてしまう。あまりのショックに号泣するバット。見かねた大男は自分の玉子をバットにあげようとする。リンは「いいのよ、バットは自分が悪いんだから」と鋭くツッコむが、バットは目敏く玉子を受け取り大男に感謝するのだった。その頃、関西弁の親父は病気の娘に栄養価の高い玉子を食べさせるため村への帰路を急いでいたが、運悪く野党に襲われニワトリを奪われてしまう。遅れてやってきたケンシロウは、その惨状を見て怒り爆発するのだった。犯行現場から少し離れた所で、野党達は略奪したニワトリをフライドチキンにして食していた。チキンをほおばりながらグルメ漫画のようなコメントを吐く野党達。だが、そこへケンシロウが乗り込んできた。あっという間に雑魚どもを蹴散らしたケンシロウは野党のボス「コグレ」の兄貴と対峙する。コグレの兄貴とその他三人が繰り出す「泰山流四束拳」に防戦一方のケンシロウだったが、司令塔であるコグレの兄貴の自由を奪い最後は四人まとめて爆殺するのだった。一部始終を見届けた謎の大男は、野党の生き残りを「五車山峨斬」で真っ二つにするとケンシロウに自らの正体をカミングアウトした。実はこの大男は五車星・「山のフドウ」だったのだ。一方、五車星の一人である「雲のジュウザ」の下へリハクから「動け」という内容の手紙が届いていた。だが全く働く気のないジュウザは草笛を吹きながら昼寝するのだった。はたしてジュウザはこのままストライキをおこしたままなのかは次回に続く。

今週の強敵　(Character)

	今回の敵役は見たマンマの閣下です。法も秩序も無くなったこの世紀末の世こそ、悪魔である閣下にとってピッタリフィットな時代といえるでしょう。「泰山流四束拳」という限りなくマイナーな拳法を身につけた閣下は、（偽）聖飢魔Ⅱのメンバーと共にケンシロウに戦いを挑むのです。
	最後にちょっとだけ出てきたのが五車星「雲のジュウザ」です。リハクからの「動け」指令も完全シカトし、草笛吹きながら昼寝するジュウザ。このやる気０男をあの手この手で働かせようとするのが、今後の物語の展開になります。

今週の北斗神拳　(Battle)

	フライドチキン試食中の野党の頭をムンズと掴むケンシロウ。この後ケンシロウはとんでもねえ行動に出るのです。
	「よく味わって食え」と言った瞬間、野党の口にフライドチキンを叩き込むケンシロウ。骨が喉突き破ってたりとかなりショッキングな光景が広がっています。この後、野党は駄目押しの顔面パンチ食らって昇天してしまいました。食べ物の恨みは恐ろしいです。
	ケンシロウに「泰山流四束拳」で対抗するコグレの兄貴。まずは顔面アップで目を血走らせながら、「いくぜ！　俺達四人でやっつける!!　泰山流四束拳!!」というキメ台詞を絶叫するのです。
	四人同時にケンシロウの周りをグルグル回って幻惑します。ちょうど上手い事四人揃ってますので、コグレの兄貴率いる（偽）聖飢魔Ⅱのメンバーを紹介したいと思います。左からコグレの兄貴・グズリ・ジーラ・ナブリです。ヒヤリングなので名前があってるかどうかは定かではありませんよ。
	四束拳には色々なフォーメーションがあるようです。その中の一つがこの画像なんですが、兎にも角にも後ろのグズリがシュールな表情をしているのが気になります。面白すぎ。
	四束拳とは見ての通りのフクロ叩き奥義ですが、コグレの兄貴の素晴らしく緻密に計算された指示によって、恐ろしいまでの撃墜率を誇ります。
	四束拳の指令塔がコグレの兄貴である事を見抜いたケンシロウは、まず兄貴の動きを封じました。この後、ケンシロウが残る三人をボコボコにし、四人まとめて爆破して戦闘終了となります。閣下、お疲れ様でした。
	山のフドウが使ったアニメオリジナル技が「五車山峨斬」です。細かいことにはこだわらず、力にまかせて相手を粉砕するミラクルチョップで、山のフドウにピッタリの技と言えるでしょう。

次回予告　(Next)

ケンシロウが南斗へ向かった。だが、一人宿命を拒む五車星の男がいた。次回『北斗の拳』、