ケンシロウの行く所、宿命の戦いが待ち受ける。
一方、世紀末覇権を目指すラオウは各地に軍を進め着々とその領土を広げていった。
ケンシロウに非情の戦いを挑んだ南斗の男達。
そして、ケンシロウを待ち受ける南斗六聖拳最後の将の正体とは?
宿命が宿命を呼ぶ。
覇道を巡り戦いの嵐が乱世の荒野に荒れ狂う。




第83話 (Chapter083)
ラオウ死すべし!
伝説が恐怖に変わる!!

放映日  1986/08/07
演出  明比正行
脚本  戸田博史
作画監督  斉藤浩信
美術  砂川千里




今週の山場 (Topics)


野党二人に腕を引かれているケンシロウですが、別に万引きをして事務所に連行されている ワケではありませんよ。
それにしてもやけに素直にしょっ引かれているケンシロウがいい味だしてます。




今週のお話 (Story)

拳王はその領土をすごい勢いで拡大していた。
そんな状況の中ケンシロウ一行がバギーでドライブをエンジョイしてたら、都合よく目の前に街を発見しそのまま突入する事になった。
道端で脱水症状をおこしていたオッサンを介抱したケンシロウは、この街が拳王配下のブーガルに支配されている事を聞く。
風呂好きなブーガルが水を独り占めしている為、村人は深刻な水不足に悩まされているのだという。
話を聞き終わったケンシロウは因縁つけてきた雑魚を裏拳でフッ飛ばしそのまま場所を移動するが、 雑魚に顔を覚えられてしまうのだった。
その頃、水不足に耐えられなくなった村人がブーガルに対し一揆を起こしていた。
ブーガルの部屋へ殴りこみをかける村人だったが、ブーガルの使うかくれんぼ奥義「転界無王拳」で返り討ちにあってしまう。
返り血を浴びたブーガルは、本日8回目の入浴で汚れを落とす事にした。
周りに控えていた雑魚達は、水を無駄遣いするブーガルを見ながら「あ〜あ、もったいねえ」とボヤくのだった。
所変わって、村の井戸端では水の支給が行われていた。
だが、村人に与えられる水はごくわずかしかない。
村人がクレームつけてる所へ、風呂に入ったまま御輿に担がれたブーガルがやってきた。
水の支給をもっと増やして欲しいと嘆願する長老。
だが、ブーガルは長老を風呂の中に引きずり込みそのまま溺死させようとする。
虫の息となった長老。
その光景を見たリンは思わず悲鳴をあげてしまう。
その結果、先ほどケンシロウが裏拳でフッ飛ばした雑魚に見つかってしまった。
ブーガルの前に連行されるケンシロウ。
だが得意の北斗神拳で周囲の雑魚を瞬殺すると、そのままブーガルとのタイマン勝負に突入した。
ケンシロウはブーガルの繰り出した凡庸な飛び蹴り「転界殺生拳」を問題なく回避すると、 カウンターの百裂拳を叩き込みブーガルからダウンを奪う。
追いつめられたブーガルは、奥の手かくれんぼ奥義でケンシロウの前から姿を消す。
ブーガルが風呂好きなのは、体臭を消してこの奥義を使う為だったのだ。
しかしケンシロウはあっさりとブーガルの奇襲をかわし、そのままつま先キックを顔面に叩き込む。
秘孔を突かれ動きが不自由になったブーガルは、そのまま風呂に転落しドザエモンになったまま爆死した。
戦い終わったケンシロウは世を乱すラオウに対し闘志を燃やす。
一方のラオウも丘の上でケンシロウとの雌雄を決しようと 猛っていた。
場面が変わって最後の最後で現れた謎の白髪ヒゲ親父とその娘。
彼らは一体何者なのかは次回に続く。




今週の強敵 (Character)


野党四人が汗だくで担いできた御輿の上には、何故か風呂に入った大男という 非常にシュールな光景が広がっています。
入浴している方が今回の敵役「ブーガル」さんで、放っておいたら一日に百回も風呂に入ってしまうという 困ったちゃんです。
そんなに風呂に入らなければいけないほど体臭がキツイんですか、ブーガルさん?




今週の北斗神拳 (Battle)


ブーガルさんを亡き者にしようと殴りこみをかけて来た村人でしたが、 肝心のブーガルさんの姿がどこにも見当たりません。
かくれんぼが得意なブーガルさんは、実は金ピカの阿修羅像の中に潜んでいたのです。
いきなり像の中から現れたブーガルさんに、村人達はビックリしてしまいます。
像から飛び出てジャジャジャジャーンとジャンプしたブーガルさんは、 特に意味無く空中で回転した後、自らのフェイバリットホールド「転界無王拳」の名を 高らかに宣言しました。
「ワレキシュウニセイコウセリ」したブーガルさんは、村人を手刀で一突きにしていしまいました。
この技に必要なのはかくれんぼの才能です。
上手く相手の虚を衝く事が出来たら、後はパンチなりキックなり好きなやり方で攻撃しましょう。
でも見つけられた場合は確実な死が待っているので、使用する場合は注意が必要です。
ケンシロウと対峙したブーガルさんは「転界殺生拳」を繰り出しました。
雑魚キャラとは思えぬ必殺技名と演出ですが、結局の所は変哲の無い飛び蹴りだったので、 ケンシロウにあっさりと回避されてしまうのが悲しい所です。
得意のかくれんぼ奥義でケンシロウに挑むブーガルさん。
風呂に入って体臭対策もバッチリでしたが、地面を掘り進む音をケンシロウに サーチされてしまい、残念ながら地中からのモグラ攻撃は不発に終わってしまうのでした。
モグラ攻撃をかわしたケンシロウは、ブーガルさんの顔面に思いっきり蹴りを入れました。
しかもつま先で。
先ほどのつま先蹴りの副作用でブーガルさんは体の自由が利かなくなってしまいます。
最後は風呂の中に転落し、「僕ドザエモン」になってしまい七秒後に爆死するのでした。




次回予告 (Next)


北斗に風雲あり。
「南斗五車星」風のヒューイが動き出した。
南斗最後の将の望みは何か。

次回『北斗の拳』、
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