その昔、皇帝の居城を守る六つの門の衛将がいた。
彼らは南斗聖拳108派の頂点に立ち、南斗六聖拳と呼ばれていた。
だが、核戦争の後南斗六聖拳は崩壊しこの世に悲劇の種はばら撒かれた。




第81話 (Chapter081)
南斗白鷺拳シュウ!
天はあくまで非情な宿命を課す!!

放映日  1986/07/24
演出  石田昌久
脚本  大橋志吉
作画監督  斉藤浩信
美術  砂川千里




今週の山場 (Topics)


火葬進行率79%です。




今週のお話 (Story)

※今回は総集編です。

トキとリュウガを火葬するケンシロウは、夜空に輝く星を見つめながら過去に出会った男達の事を思い出すのだった。
南斗白鷺拳のシュウ。
盲目の拳士である彼はケンシロウに戦いを挑んだ。
しかし、シュウの拳に殺気が感じられない為、ケンシロウは寸止めパンチで勘弁する。
全てはケンシロウの力量を測るためのものだった。
ケンシロウを認めたシュウは、サウザー打倒の為レジスタンスに力を貸して欲しいとケンシロウに依頼する。
承諾したケンシロウはシュウと行動を共にする事になった。
ある時、ケンシロウはかつてシュウに出会っていた事を思い出す。
むかしむかし、南斗十人組手に挑んだケンシロウは破竹の勢いで九人抜きを達成した。
だが、十人目に出てきたシュウにあえなく敗北。
掟により処刑されそうになるケンシロウを、シュウは自らの両目を潰す事で救うのだった。
子供の光を奪うサウザーの行いに涙するシュウ。
怒ったケンシロウはサウザーに戦いを挑むが、 力及ばず返り討ちにあってしまった。
シバの命を賭けたダイナマイト殺法でなんとかケンシロウは命を 取り留めるが、その後サウザー自身がレジスタンス壊滅に動き出して来たからさあ大変。
シュウVSサウザーの大将戦が開始されるも、人質を取られたシュウは何も出来ずにやられてしまう。
捕らわれたシュウは、重い聖碑を 聖帝十字稜の頂上に運ばなければならなくなってしまった。
フラフラながらも頂上まで登りきったシュウ。
だが次の瞬間、聖帝軍の放った矢がシュウを射抜いてしまう。
急いで駆けつけるケンシロウ。
しかし、サウザーの放ったトドメの槍投げがシュウの胸にヒットした。
今わの際に目が見えるようになったシュウ。
シュウは成長したケンシロウの姿に涙しながら、力果ててそのまま聖碑に潰されていった。
ケンシロウをいつでも見守る存在になったシュウ。
そんなシュウの事を思いつつ、弔いの炎は燃え続けるのだった。
次回に続く。




今週の強敵 (Character)


今回はシュウ特集です。
ケンシロウはシュウの事を以下の様に評しました。
「未来へ望みを託して生きた男、シュウ。乱世の支配を目論む聖帝サウザーに挑んだレジスタンスの英雄」




今週の北斗神拳 (Battle)


シュウ
「強い・・・レイが己を賭けたのがよくわかる。・・・ すまぬ、命を賭けねば貴方の力を知る事が出来なかった」
シュウ
「私はレイの親友、仁星のシュウ。待っていた・・・ケンシロウ、貴方が来るのを。 聖帝サウザーを倒せる唯一の男、北斗神拳の伝承者を」
シュウ
「今より輝こうとする子供達の光を奪う事など、絶対に許せんだけだ!!」
シュウ
「ただで命をくれとは言わん。代わりに・・・俺の光をくれてやる。 これで文句はなかろう」
シュウ
「光を失ったこの目にも・・・涙だけは枯れぬ!!」
シュウ
「強く生きよ・・・我が息子達」
シュウ
「来るな! 来るでない・・・私はこの聖碑を積まねばならぬ。 この石は百人の人質の命! そして南斗六星拳の乱れを防ぎきれなかった私の心の痛み!!」
シュウ
「散っていった南斗六星の為、死んでいった星の男達の為に、せめて 聖碑を積もう! しかし、この聖帝十字稜はいずれ崩れ去る! 北斗神拳伝承者の手によって!  それが南斗の宿命、南斗は天帝の星として輝かぬ!!」
シュウ
「見える・・・なんという事だ・・・。神が最後に一つだけ 願いをかなえてくれた。・・・たくましくなったなケンシロウ。お前に我が息子、 シバの面影が見える」
シュウ
「も・・・もはや悔いは無い。
私の仁の星の血は
間違っていなかった。
行け、ケンシロウ。
そして時代を開け。
私はいつもお前を見ているぞ・・・」




次回予告 (Next)


愛と情けを捨て去り、己の野望を追い続けた一人の男がいた。

次回『北斗の拳』、
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