野生に生きる狼の目の如く、天空にて最も強く光り輝く星天狼星。
その強星を宿命に持つ男リュウガ。




第77話 (Chapter077)
目ざめよ新時代!
狼の叫びが天を衝く!!

放映日  1986/06/12
演出  梅澤淳稔
脚本  戸田博史
作画監督  増田信博
美術  古宮陽子




今週の山場 (Topics)


これはどういう状況かと言いますと、「ケンシロウの強烈過ぎるパンチで城壁がブチ抜かれた  → ちょうど城壁に耳を立てていた衛兵隊長を首チョンパしてしまった」というワケなんです。
それにしてもこの目の飛び出し方といい、ベロの出し方といい漫画チックで素晴らしいです。




今週のお話 (Story)

リュウガはトキを天狼拳で貫いた。
リンの悲鳴は千里の道をひとっ飛びしてケンシロウの耳に届く。
マラソンダッシュでトキの村まで辿りついたケンシロウは、リンとバットからトキがリュウガの城に連れ去られたという情報をゲットした。さっそくリュウガの城に殴り込みをかけるケンシロウ。
城壁をパンチで吹っ飛ばして衛兵隊長を首チョンパしたケンシロウは、並み居る雑魚をヌンチャクで一網打尽にしてしまう。
そのまま城の中に突入したケンシロウは、雑魚をジェノサイドしながらリュウガの部屋へ直行した。
城の最深部で待ち構えていたリュウガの足元には、夥しい量の血が流れていた。
リュウガにトキの居所を問い詰めるケンシロウ。
だがリュウガは「俺と戦え」の一点張りで、 そのままジャンプ攻撃を仕掛けてきた。
ケンシロウはスウェーでかわすが、リュウガは間髪入れず地上攻撃を仕掛けてくる。
寸前で回避したケンシロウはカウンターのアッパーをリュウガの顔面に叩き込んだ。
派手に壁目掛けてフッ飛ばされるリュウガ。
そのまま激突してしまったがリュウガ的にはこの威力は不満だったらしく、ケンシロウを怒らせる為に「トキは死んだ」と暴露するのだった。
怒り頂点で上半身裸になるケンシロウ。
そんなケンシロウにリュウガは「天狼凍牙拳」で襲い掛かるが、 なんとハイキックで受け止められてしまった。
半ばヤケクソ気味になったリュウガは、凍牙拳の乱れ打ちでケンシロウに踊りかかる。
対するケンシロウは神業的捌きで全て回避しつつ、反撃の百裂拳をリュウガに叩き込んだ。
サンドバックと化すリュウガ。
虫の息となったリュウガの襟首を掴みながらトドメの一撃 を放とうとするケンシロウであったが、リュウガがユリアの写真入り首飾りをしているのを知って思わず動きが止まってしまう。
リュウガを手放したケンシロウの背後から、実は生きていたトキが現れた。
トキはケンシロウにトドメを刺す必要はないと告げた。
リュウガは戦闘開始前から自らの腹を割っていたのだ。
なぜそんな事をするのか理解できないケンシロウに、天狼星の宿命を説明するトキ。
天狼とは天帝からの使者。
時代を見定め北斗を戦場へと誘う宿命を背負っている。
ラオウとケンシロウ、どちらが乱世に平和をもたらすのかを判断する為にリュウガはケンシロウとバトルを行ったのだという。
見事ケンシロウの怒りを引き出し乱世に必要なのはケンシロウだと判断したリュウガは、妹ユリアが愛した理由を納得しながら息を引き取った。
実はユリアの兄だったリュウガを殺した事に、かなりの精神的ショックを受けるケンシロウ。
だが、トキはケンシロウに「悲しみを怒りに代えて生きろ」とレクチャーした。
リュウガの亡骸を抱きかかえたトキは、そのまま屋外へと出て行った。
天空に輝く死兆星を見上げるトキ。
自分達もまた、星となってケンシロウを見守ろうと考えながらトキを息絶えるのだった。
次回に続く。




今週の強敵 (Character)


トキを拉致する事で、ケンシロウとの強制バトルに突入したリュウガ
最後は怒りゲージMAX状態になったケンシロウの強さに感服しつつ、 リュウガは天狼星の宿命に殉じながら天に召されるのでした。




今週の北斗神拳 (Battle)


拳法アクションの必需品であるヌンチャクで、雑魚を蹴散らすケンシロウの図です。
しかも二刀流なので、もう誰も手が付けられません。
私だったら「かかれ」と命令されてもボイコットします。
泰山天狼拳でケンシロウを挟み込もうとするリュウガ。
エフェクトが素晴らしく綺麗ですが、ケンシロウに当てるにはもう少し踏み込む必要がありそうです。
天狼拳を空振っているリュウガの顔面に、ケンシロウはカウンターの強烈な裏拳アパカを 叩き込みました。
リュウガは「ぐはーっ!!」な表情をしたまま、背後の壁にフッ飛ばされてしまいます。
上半身裸体モードになったケンシロウに、泰山天狼拳奥義「天狼凍牙拳」 を叩き込むリュウガ。
狼の牙がケンシロウの顔面に迫ります。
そんな狼の牙攻撃ですが、なんとケンシロウはわざわざハイキックで受け止めてしまいました。
ケンシロウならではの一流のパフォーマンスですね。
正直、腕で受け止めた方がラクだとは思うんですが・・・。
足で凍牙拳を止めたケンシロウに対し、「ナメとんのか、おりゃ〜!!」と 凍牙拳乱れ打ちを放つリュウガ。
なんとなくリュウガの気持ちが解る様な気がします。
新たに2本の腕が生えて、ケンシロウが4本腕のミュータントになっちゃった様に見えますが、 実は違います。
腕の動きが速すぎて、残像になって見えているんです。
ケンシロウはこの超スピード捌きによって、凍牙拳を全回避するのでした。
リュウガの必殺技を凌いだケンシロウの奥義メーターが満タンになりました。
後は画面のリュウガ目掛けて百裂パンチを打ち込むのみです。

・・・最近体力の衰えが激しく、パンチマニアのレイにすら勝てなくなってしまいました。
関係ない話で申し訳ございませぬ。
ケンシロウ専用のサンドバックと化したリュウガに、百裂拳とどめの一撃を打ち込むケンシロウ。
この後ヤンキーみたいに襟首掴んで顔面パンチしようとしますが、リュウガがユリアの写真を 身に着けてるのを発見して思わず手を離してしまうのでした。
第3部 乱世覇道編 完




次回予告 (Next)


また一つ戦いが終わった。
弔いの炎の中に南斗六星拳士の追憶が浮かぶ。

次回『北斗の拳』、
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