世紀末救世主伝説

2000年の歴史を刻み受け継がれてきた恐るべき暗殺拳があった。
その名を北斗神拳。
天空に連なる七つの星の下、一子相伝の北斗神拳を巡って悲劇は繰り返される。




第48話 (Chapter048)
奥義爆裂! 北斗二兄弟の
宿命は憎しみをも超えた!!

放映日  1985/10/24
演出  梅澤淳稔
脚本  戸田博史
作画監督  青嶋克己
美術  市谷正夫




今週の山場 (Topics)


トキの柔拳食らって吹っ飛ばされた雑魚の方です。
こりゃまた見事に壁にメリ込んでいますね。
ちと表現がオーバー過ぎる気もしますが・・・。
ちなみにこの雑魚の方はこの後もピンピンしていましたので、余計な心配は無用ですよ。




今週のお話 (Story)

ケンシロウとラオウの拳質は共に「激流」である。
その事を悟ったレイは必死にケンシロウを説得して戦闘放棄 を促すが、ケンシロウは全く耳を貸そうとしなかった。
逆に、「99%の確立で負けが確定してても、残り1%の 確立があれば戦うのが真の漢」と自己中な理論を言い放ち、意地でもラオウと喧嘩しようとするのだった。
突進してくる黒王号に馬殺しパンチを決めたケンシロウは「そんな駄馬の上では俺に勝てん。いいから さっさと降りてこいや」と言って挑発し、それを聞いたラオウはムカツクのだった。
一方、村へと急ぐトキ&マミヤは村まであと一息の所まで来ていた。
マミヤに激流に対抗できるのは「静水」であることを 説明するトキ。
言葉では分かりづらいので、近くで待ち伏せしていた雑魚を教材にして柔拳の実戦指導を行った。
そのまま村へと到着したトキはレイに頼まれケンシロウの説得を開始する。
ケンシロウは得意の「99%の〜」という 自己中理論で反論するが、トキは「オメエには残り1%に勝ち目もねえよ」と一蹴してしまった。
更にトキは「ラオウ に勝ちたければリンを殺してみろ」という仰天発言をしたからさあ大変。
「なんでそういう事言うの?」と質問する ケンシロウに闘気の本質を説明するトキ。
話によると闘気とは非情な体験をする事により身につくものだという。
ケンシロウもシンやレイとの非情の戦いを経て闘気を身につける事が出来たが、ラオウに比べればまだまだアマちゃんだった。
何故ならラオウは先代継承者リュウケンをその手に殺めていたからだ。
以下、回想シーン。
継承者がケンシロウに決まった後日、リュウケンはラオウに拳を捨てるよう勧告していた。
だが、断固拒否の姿勢を貫くラオウに堪忍袋の緒が切れたリュウケンは力ずくで拳を封じようとする。
奥義「七星点心」を繰り出すリュウケンの前に為す術なくサンドバックにされるラオウ。
だが、最後の最後になって持病の癪が出てしまったリュウケンはそのままダウンしラオウによって殺害されてしまうのだった。
以上、回想終わり。
リュウケンが殺害された事を知ったケンシロウはますます怒りゲージが上昇し、何がなんでもラオウと戦おうとする。
だが、トキの不意打ちによって秘孔 「新胆中」を突かれたケンシロウはその場から動けなくなってしまう。
ケンシロウに「ベンチで戦いを見ていろ」 と指示を出したトキはそのままラオウと相対した。
トキが相手なのでラオウも下馬して戦うことにした。
激流の様なラオウの剛拳を静水の如くのらりくらりとかわすトキ。
そして、一瞬の隙をついて繰り出した手刀はラオウの首を切り裂いた。
「こりゃマズイ」と思ったラオウは戦闘プランを変更し持久戦を仕掛ける事にした。
トキの足を踏んづけつつ、互いの足を剣で貫くラオウ。
これによって双方逃げる事が出来なくなった。
アツイ見つめあいを続ける二人だったが、病に冒されているトキには限界が近づいていた。
この後の展開は次回に続く。




今週の強敵 (Character)


回想シーン版のラオウです。
今週は師父リュウケンと仁義無き師弟対決を繰り広げます。
リュウケンの残像拳に手も足も出ずサンドバックにされてましたが、 最後の最後で運良くリュウケンが持病の癪でダウンし、そのまま勝利することが出来ました。
トキを待ち伏せしていた名も無き雑魚の方です。
名前も無いクセに名前が付いてる技を使ったりします。
今回、「激流」と「静水」という二つの単語が話のキーワードになるのですが、静水(柔拳)を 視覚的に説明する為のかませ犬として出てきたのが彼というワケです。




今週の北斗神拳 (Battle)


名も無き雑魚の方が唐突に繰り出した必殺技が「烈斗破鋼棍」です。
その内容はと言えば、六角棒を二本持って力任せに相手を撲殺するという、ごくシンプルな技でした。
トキの柔拳を披露するにはまさにうってつけの相手と言えるでしょう。
そんなわけで柔拳の実践が始まりました。
力任せに振り回される棍棒を、闘牛士の様にヒラリヒラリとかわつつ、 最後は相手のパワーに自分の柔のパワーを付加させて相手にはね返します。
これぞ合気の極意なのです!!
トキの反射攻撃によって両腕が変な形に固定されてしまった雑魚の方の図です。
彼は今後の人生をこの妙チクリンなポージングのままで過ごさなくてはなりません。
まあ、これによって棍棒の餌食になる人はいなくなる訳で結果としてはめでたしめでたしと言えるでしょう。
全然馬から下りようとしないラオウに業を煮やしたケンシロウが放った必殺パンチが この「北斗馬殺しパンチ」です。
勢いだけで命名しました。
普通の馬なら陥没骨折で死亡確定ですが、黒王はよろめきながらもノーダメージでした。
ちなみに現実世界でこれをやると動物虐待になりますので真似はしないでくださいね。
リュウケンがラオウを修正する為に繰り出した奥義が「七星点心」です。
点心といってもギョーザや甘栗とは全く関係ありませんよ。
ちなみにこの技は分身した後、北斗七星の形を辿りながら移動します。
人の動きには七つの死角があり、その死角を辿れば北斗七星の形になると言われています。
故にその動きを見切ることは事実上不可能なのです。
分身の術で相手を撹乱しつつ、最後は取り囲んで張り手の嵐をお見舞いします。
見方によっては集団リンチしている様に見えますが、それだけ恐ろしい奥義と言えるでしょう。
これによってラオウは張り倒され、鼻血ブーメラン状態になります。
しかし、この技は著しく体力を消耗するので、あと一歩という所でリュウケンは力尽きてしまいます。
どうしてもラオウと喧嘩がしたくてたまらないケンシロウを諌めるトキの図です。
駄々をこねるケンシロウを必殺のトキスマイルで優しく諭します。
そんなこんなで根気良く説得を続けつつ、相手に隙が生じるのを待つのです。
相手が油断した瞬間を狙って、必殺の秘孔「新胆中」に突きを入れます。
聞き分けのない弟には実力行使で大人しくさせるのが一番です。
ちなみに新胆中を突かれると、トキに「動け」と命令されるまで行動不能になってしまうのです。
果たしてケンシロウは自力でこの秘孔縛を破る事が出来るのでしょうか?




次回予告 (Next)


遂に決着の時。ラオウの剛拳が迫る。
リンの熱き涙にケンシロウの奥義が爆裂するか?

次回『北斗の拳』、
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