拳王親衛隊が踏み込んだマミヤの村へ、一足先に帰ってきたレイ。
リン達を助け出すレイであったが、しかしそこに拳王自ら乗り込んできた。




第47話 (Chapter047)
南斗水鳥拳死の舞!
愛のためオレの命くれてやろう!!

放映日  1985/10/17
演出  石田昌久
脚本  大橋志吉
作画監督  金子寛俊
美術  大宮久江




今週の山場 (Topics)


「レイVSラオウ」「ケンシロウVSラオウ」と二つのビッグマッチが繰り広げられ、 息をつく時間もない今週の「北斗の拳」ですが、そんな合間に一時の安らぎの時間を提供してくれるのがこの門番やってる拳王侵攻隊の二人組です。
「仕事なんてやってらんねー」てな感じですっかりダラけきってますね。
右の人なんかはアゴが外れんばかりの大あくびをしています。
この後、彼らは通りすがりのケンシロウに問答無用で殺害されてしまいます。




今週のお話 (Story)

ラオウに無謀にも喧嘩を売ろうとするレイ。
リンはレイを止めようするが、レイはケンシロウへの恩返しを果たすためにラオウに戦いを挑んだ。
レイに「死兆星を見たことがあるか」と問いかけるラオウ。
レイは「YES」と答えたのでラオウも喧嘩を買う事にした。
だが馬からは下りなかったので、「ナメとんのか!!」と レイは怒ってしまう。
「お前ごときに下馬する必要はない」と完全にバカにしているラオウに、空中から攻撃を仕掛けるレイだったが、ラオウが放った無数の拳によって押し戻されてしまった。
そのまま着地したレイが見たものは、手綱を握ったマンマのラオウの姿だった。
怪奇現象を見たような目で驚くレイに対し、ラオウは「闘気」の概念をレクチャーするのであった。
通常攻撃ではラオウの闘気に弾き返されてしまう事を悟ったレイは、捨て身の神風特攻で金星獲得を狙う事にした。
南斗究極奥義「断己相殺拳」で相打ちを狙うレイ。
さすがにこれを食らってはマズイと頭の中でイメージしたラオウは、 サブウェポンの拳王マントでレイの体を捕獲しそのまま指拳で貫いた。
以上で勝負あり。
その頃、マミヤは コウの形見のペンダントの鎖が切れるという心霊現象に襲われていた。
レイの身に何かが起こったと不安になったマミヤはトキと共に村への帰還を急ぐのだった。
一方、村へ到着したケンシロウはラオウとの遭遇を果たしていた。
レイがやられた事に腹をたてたケンシロウはラオウにタイマン勝負を挑もうとする。
リン達が「オメエじゃ勝てねえよ」 と必死に止めるが、必殺のケンシロウスマイルでリンを安心させることに成功。
そのままラオウとのバトルが開始された。
今度はケンシロウに死兆星を見たかと質問するラオウ。
ケンシロウは「NO」と答えたのでラオウはそのまま家に帰ろうとする。
だが、ケンシロウが「逃げんのかこの野郎」と挑発したため、頭にきたラオウは闘気をケンシロウに放つのだった。
ラオウの闘気攻撃を耐えしのいだケンシロウは、自らも闘気を発散しラオウの愛馬「黒王号」をビックリさせた。
その後、ケンシロウとラオウ、二人の闘気に巻き込まれる形で空気が集まり出し爆発。
上空に派手に吹っ飛ばされたケンシロウと ラオウは熾烈な空中戦を繰り広げる。
ケンシロウの胸を拳で貫こうとするラオウだったが、右足に矢が刺さった為に動きが鈍ってしまった。
その隙にラオウに「北斗七死騎兵斬」を仕掛けるケンシロウ。
両者はそのまま地上に着地した。
騎兵斬によって左頬を傷つけられたラオウは憤慨し、ケンシロウは自信満々に「昔のオレではない」と言い放つ。
ラオウはそんなケンシロウを「たわけ者」と一喝すると、右足に刺さった矢を見せて「これが飛んでこなければお前は御陀仏していた」と説明する。
その矢を放った張本人はレイだった。
かろうじて復活したレイだったが、 ラオウが突いた秘孔「新血愁」によってその命は72時間しか残されていなかった。
再びラオウに挑もうとするケンシロウを止めるレイ。
そんなレイを振り切ろうとするケンシロウだったが、 胸に強烈な痛みを感じ悶絶してしまう。
先ほどのラオウの一撃がボディーブローの様に効いてきたのだ。
圧倒的なラオウの力に劣勢を強いられるケンシロウ。
この後の展開は次回に続く。




今週の強敵 (Character)


北斗の長兄、世紀末覇者拳王を名乗る「ラオウ」が今週の対戦相手です。
今週から始まるレイ・トキ・ケンシロウとの三連戦を脅威のパワーで戦い抜きます。
拳一辺倒で戦うかと思いきや、マントや剣を使ってのズルイ戦い方をしたりします。
人数でゴリ押しするケンシロウ達、小道具を使ってズルするラオウ、果たしてどっちが卑怯なんでしょうか?




今週の北斗神拳 (Battle)


ラオウに戦いを挑むレイを止めるリンの図なんですが、この周りに輝くキラキラした物は一体何なんでしょうか?
周囲に異空間を形成し、乙女チックなキラキラ星を発生させるこの業は天帝流「泣き落とし拳」といいます。
考案者は私ですが、クレームは受け付けませんよ。
南斗に伝わる究極奥義、神風特攻技が「断己相殺拳」です。
この技に必要な物は仲間より供給される友情パワーです。
よってサウザーやユダといった友達がいないタイプの人には使用できません。
レイはケンシロウ・リン・バット・アイリ・マミヤの元気を少しずつ分けてもらい、この技を発動させました。
そんな断己相殺拳ですが、ラオウの拳王マント攻撃によってあっさりと捕獲されてしまいました。
こうなってはもう打つ手無しなので大人しく覚悟を決めましょう。
それにしてもラオウは悪そうな顔をしていますね。
捕獲済みのレイに渾身の指拳を叩きこみます。
事実上これで勝負アリとなり、レイは脇に退場となります。
ちなみにラオウが突いている秘孔は「新血愁」と言って72時間後に死亡するという時限爆弾奥義です。
別名「三日殺し」とも言われる恐怖の技なのです。
ラオウの腕より謎の波動パワーが発生しています。
これぞ戦いの気迫「闘気」なのです。
真の奥義を極め、その真髄を極めた者はその身に闘気を纏う事が出来るのです。
ちなみに横からみるとこんな感じになります。
三日月状の「ラオウザッパー」がケンシロウの体を切り刻みます。
このままケンシロウは画面右側に吹っ飛ばされるワケなんですが、 これ見てるとファミコン版「北斗の拳」を思い出してしまいました。
ラオウに勝つためにケンシロウも気合を入れます。
体内の小宇宙(コスモ)を燃焼させる事で、驚異的な破壊力を生み出す必殺技を繰り出せるのです。
掛け声は「燃えろ俺のコスモよ! 奇跡を起こせ!!」です。
乗り物に乗っている相手限定の技がこの「北斗七死騎兵斬」です。
空中から斜め45度の角度で飛び込みつつ、両手で挟み込むように突きを入れます。
この技でラオウの兜をチョットだけ傷つけることに成功しました。
技の後はテロップでドドーンとキメます。
何気にラオウも馬から離れてますし、ケンシロウの技アリと言えるでしょう。
しかし、何ゆえ空中でこんなにもスイスイ動けるんでしょうか?
バーニヤでもついてるんですかね。




次回予告 (Next)


拳王が遂に黒王号から降りた。
相打つ北斗の兄弟。ケンシロウに最大の危機。

次回『北斗の拳』、
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