世紀末救世主伝説

2000年の歴史を刻み受け継がれてきた恐るべき暗殺拳があった。
その名を北斗神拳。
天空に連なる七つの星の下、一子相伝の北斗神拳を巡って悲劇は繰り返される。




第38話 (Chapter038)
蘭山紅拳!
時代は悲しい女を生んだ!!

放映日  1985/08/01
演出  梅澤淳稔
脚本  戸田博史
作画監督  須田正己
美術  飯島由樹子




今週の山場 (Topics)


ケンシロウ達の前に立ちはだかった「カサンドラ襲撃隊」の面々です。
なかなか個性的な顔ぶれが揃っていますが、その中でも真ん中の親父のヒゲがインパクトありすぎです。
私は今まで生きてきた中で、こんなタイプの顎ヒゲには出会ったことがありません。
このヒゲの正式名称を知っている方は是非私にレクチャーしてください。




今週のお話 (Story)

「カサンドラとは拳王が拳法狩りをするために建設した獄舎である。
中に捕らわれている悪人や拳法家達の夜な夜な泣き叫ぶ声が鬼のように聞こえることから、鬼の哭く街カサンドラ と呼ばれるようになった・・・」という真夏の怪談話をマミヤに聞かせるレイ。
ケンシロウは二人を尻目にトキの救出を心に誓うのだった。
その頃、カサンドラでは「崇山通臂拳」の伝承者 が獄長ウイグルの前に引っ立てられていた。
このまま牢獄入りになるのがイヤでイヤでたまらなくなった崇山通臂拳の伝承者はウイグルに反抗するが、しゃしゃり出てきた「黒掌十字拳」のターゲルによってキレイに四等分されてしまうのだった。
ケンシロウ抹殺の為に派遣した襲撃隊があっという間に全滅 したとの報告を受けたウイグルは悪知恵をフル回転して策を練った。
そうして、ケンシロウの弱点は女性である事に目をつけたウイグルは、蘭山紅拳のベラにケンシロウを倒すよう命令する。
最初は拒否権を発動していたベラも母親を人質に取られたため渋々承諾するのだった。
場所は変わってケンシロウ達は脱水症状を起こした老人とその孫に遭遇し、そのまま老人の介護にあたっていた。
するとそこにベラが現れケンシロウにストリートファイトを挑む。
だがケンシロウは周囲に気配りが出来るほど余裕タップリだったため、全く勝てる気がしなくなったベラは降参宣言をしバトルは終了した。
そのままケンシロウ達は立ち去り、一人残されたベラの前にターゲルが現れる。
目の前で母親を惨殺したターゲルに対し、ベラは蘭山紅拳で戦いを挑むが返り討ちにあってしまった。
駆けつけたケンシロウはターゲルに対し怒りを露にする。
黒掌十字拳をヒラリとかわし、ターゲルの額に「北斗撃墜指」を叩き込むケンシロウ。
ターゲルはそのまま「ひでぶ」と叫んで爆発した。
ケンシロウはベラの死に対し悲しみを覚えるのだった。
その頃、リンは一人花壇の開拓を始めていた。
ケンシロウの帰りと花壇の花が咲くのはどちらが早いのかとバットに問い詰めている所で次回に続く。




今週の強敵 (Character)


一子相伝の拳法である蘭山紅拳(らんざんくれないけん)の継承者「ベラ」姉さんが今週の敵役になります。
蘭山紅拳はバラの茎で相手の急所を一突きして仕留める仕事人ライクな戦法や、バラを相手に投げて攻撃するローゼスビットといった遠距離 攻撃も可能という、死角なしのオールレンジ攻撃が最大の特徴です。
黒掌十字拳の使い手「ターゲル」さんです。
両手をクロスさせ、左右の手に発生させたプラスとマイナスのエネルギーをぶつけるとスペシウムエネルギーが発生します。
これを相手めがけてブッ放すのがスペシウム光線なんですが、ターゲルさんには使えません。
あたりまえだ。




今週の北斗神拳 (Battle)


原作でも登場した崇山通臂拳の使い手ですが、アニメ版ではめでたく戦闘シーンが追加されました。
見た感じでは普通のパンチ&キックがメインでしたが、鉄棒の逆上がりからオーバーヘッドキックに繋ぐコンボを繰り出すなどトリッキーな技もあるようです。
どっちにしろチョイ役なのですぐ殺られてしまいますが・・・。
黒掌十字拳! 中国山東省のロウザンにあるヒミツの修験場に始まり、 一瞬にして敵を葬りさる残虐無比の殺人拳である」
by 千葉 繁
蘭山紅拳! その動きは風に花びらが舞い散るが如く華麗だが、その美しさに秘められている破壊力は計り知れない」
by 千葉 繁



今回は技の説明はキャラ紹介でやってます。
ケンシロウがターゲルさんに放ったのがこの「北斗撃墜指」です。
深々と突き刺さってるにも関わらず痛くも痒くありませんが、3秒後には爆発リーチが確定するという恐るべき殺人技なのですよ。




次回予告 (Next)


ケンシロウ達はついにカサンドラに辿りついた。
だが伝説の門には二人の巨人が待ち受けていた。

次回『北斗の拳』、
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