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運命を切り開く男がいる。
天に背く男がいる。
それは、北斗神拳二千年の宿命。
見よ!今、その長き血の歴史に終止符が打たれる。 |
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第107話 (Chapter107)
決戦場は北斗練気闘座!
もう誰も奴らをとめられない!! |
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放映日 1987/02/19 |
| 演出 石田昌久 |
| 脚本 戸田博史 |
| 作画監督 増田信博 |
| 美術 市谷正夫 |
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第107話 前半 (A part)
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ケンシロウとラオウの正真正銘ガチンコラストバトルの火蓋が今まさに切って落とされようとしております。
ケンシロウ
「北斗練気闘座…やはりここを」 |
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ラオウ
「ケンシロウ、うぬの骨と北斗二千年の歴史を葬るにここより他に場所はない」 |
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ケンシロウ
「ラオウ!
お前が天を握る事はない。
貴様は野望とともにここに果てる」
宿命のラストバトルなので、ケンシロウの表情も通常の三倍増しくらい濃く描かれています。
正直こえーです。 |
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ラオウ
「もう天などどうでもよいわっ!!」 |
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ラオウ
「いや、俺が望んだ天とは貴様だったのかもしれぬ。
ケンシロウよ、最強の北斗を屠る者の名はラオウ!
このラオウより真の強者の歴史は始まるのだ」 |
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ケンシロウ
「死ぬのはお前だ。
北斗の掟を破ったただ一人の男ラオウ!
北斗神拳正統伝承者として貴様を許すわけにはいかぬ」 |
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前口上も終わり、後はバトルあるのみ!
己の拳は己の魂を表現する物だと某東○先生も言ってました。
ラオウ
「ケンシロウ!
塵と砕けよーーー!!」
てなワケで、拳で語り合うべく超ものごっついラオウパーンチでケンシロウを粉砕ッ!玉砕ッ!大喝采ーッ!! |
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ラオウ
「ぬおっ!?」
しかし無想転生の原理不明な分身殺法によってかるーく回避されてしまいました。
当たらなくっちゃ拳で語り合えません。
こりゃまいっちんぐ! |
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そして、ちゃっかり背後に回り込むケンシロウ。
カメラ目線がこれまた小憎らしいですね。
無想転生によってダメージを受けてるラオウですが、実はこれで終わりではありません。
究極奥義の真の恐ろしさはこれから発動されるのです。 |
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ラオウ
「うぬわぁー!?」
今回の無想転生はダメージ二段構えな効果を持っていました。
その威力はラオウを持ってして思わず変な表情のまま吐血させる程!
放送事故級の表情をお茶の間に強制的に晒し出させる無想転生…
何と恐ろしい奥義なのでしょうか。 |
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ラオウ
「ぬくっ…!
無想転生…哀しみを背負った者のみが為し得る北斗幻の秘奥義!」
ケンシロウ
「北斗究極奥義無想転生の前には死あるのみ」 |
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ケンシロウ
「とどめだぁ!!!!」
無想転生によってラオウの拳のコミュニケーションを全シャットダウンしておきながら、自分は一方的にハメ殺そうとする主人公ケンシロウ。
ここまで来るともはやイジメの域ですな。 |
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ラオウ
「いじめいくない!!」
そんなケンシロウのイジメ行為にストップをかけるべくラオウが発動させたのは…。 |
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ケンシロウ
「あちゃぁーーーー!!!」
虚しく空振るケンシロウパンチ。
そしてラオウはなかなかにアスリートなポージングで後方へと駆け抜けました。
こ…このエフェクトはっ!? |
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ケンシロウ
「ゲェー!無想転生っ!!(ゆで風に)」 |
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ラオウ
「この俺も心を血に染めて哀しみを背負う事が出来たわ」
ケンシロウ
「何っ!?」 |
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ラオウ
「あれだ」
ラオウが指差した先には… |
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ケンシロウ
「鳥か?飛行機か?」 |
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ケンシロウ
「いや!ユリアだ!」
年代モロバレしそうな感じですが、元ネタは「ひょ●きん族」です。 |
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誰も呼んでないのですが、バイクに乗って颯爽とちびっ子コンビ登場だっ! |
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到着するなりケンの下へ駆け寄るリン。
ですがこんなバランス無視な飛び降り方してたら、下手したら大惨事になりかねません。
バットの命など蚊ほどにも感じていないリンが危険で素敵すぎます。 |
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ケンシロウ
「ラオウ…貴様ユリアを!」
どうでもいい話ですが、ユリアを像の掌にセコセコとセッティングしてたラオウの姿を想像するとなかなか切ない気分になってしまいます。 |
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ラオウ
「その目で確かめるがいい」
奥義を極めし者はその手からレーザーが発射出来る様になるのです。
直撃してる様に見えますが、像の手首を打ち抜いただけでユリアに実害はありません。
残念。 |
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昔、人形で騙された事もあるので本物かどうか念入りにチェックするケンシロウ。
ケンシロウ
「ユリア…」
どうやら今回は本物の様です。
…死んでますけど。 |
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ラオウ
「生まれて初めて女を手にかけたわ…。
だが、ユリアの命がこの俺に無想転生を吹き込んでくれた」 |
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ラオウ
「今…全てが終わる」
ケンシロウ
「長かった…」 |
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その頃、拳王軍の皆さんは弓やら剣などのアイテムを燃やして焚き火を炊いていました。 |
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拳王部隊長
「我ら拳王部隊…戦いの虚しさにやっと気づきました」
リハク
「うむ」
拳王部隊長
「ユリア様のおかげです。
敵味方の隔てなく、慈しみの光を与えてくれる南斗慈母星…ユリア様のお姿に触れ、我らやっと悟りました」 |
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拳王部隊長
「だが遅すぎました。
ユリア様は…ユリア様は…っ!」
リハク
「愛する者を涙してまでその手にかけたラオウ。
それを見て皆戦いの虚しさを知ったのだ。
そして愛の強さを…」 |
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リハク
「そして彼らはその無残な戦いより肉親の愛を選んだ」 |
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リハク
「我ら五車の星…最後までユリア様を守ることは出来なかった…。
だが、ユリア様は永久に彼らの心の中に生き続けるであろう」 |
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リハク
「永久に…」
とりあえず故人(扱い)なので、青空に笑顔なお約束描写でキメておきますね。 |
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拳王部隊員
「ああ…北斗七星が…!」
一体今は昼なのか夜なのか?
わけわからない時間軸ですが、それが世紀末クォリティー!! |
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リハク
「戦いは既に始まっている。
行こう!」 |
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リハク
「我らも世紀末覇者と」 |
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リハク
「世紀末救世主の戦いを見守ろう」
到着する頃にはもはや戦い終わってそうな気もしますが、これはアニメなので大人の都合で何とでもなるのですよ。 |
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ラオウが放ったこの技は北斗神拳奥義『闘剄呼法』!
詳しく知りたい方は72話でケンシロウが小難しい説明をしてるのでそちらを参照してみてください。
かつてラオウVSトキ戦で見せた攻防をさりげなく再現。
こういう演出は今までの集大成的な感じが出ていいですね。 |
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互いに接近戦を挑む二人。
真ん中にピッカピカーと自己主張し過ぎ星がありますが、多分これは北極星(天)だと思います。
勘なので根拠はありません。
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ラオウ
「ぬりゃーーー!!!!」
ケンシロウ
「うわちゃぁーーー!!!!」
構図的にはラリアットと裏拳の激突みたいな感じですね。 |
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激突の余波で周りにポッカリ穴が空いちゃった!
これはケンシロウVSトキ(本物)戦を再現。 |
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ラオウ
「ぬんっ!
ふおぉぉ!!」
不思議な踊りを披露するラオウ。
これまたどっかで見たような動きですが… |
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ケンシロウの周囲を北斗七星の形を辿りながら移動するこの奥義は「七星点心」!
リュウケンにフルボッコにされた際、ちゃっかりラーニングしていた模様です。
人が持つ七つの死角から一気に放たれる殺人ガチョーン!
食らったら悶絶しそうな超奥義ですが、やはり無想転生の前には通じませんでした。 |
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俺のターン!奥義発動!天破の構え!!
ケンシロウもかつてサウザー戦で見せた天破の構えで対抗します。
皆さんも是非この動作を覚えて次の日学校や会社で披露してみましょう!
練習場としては個人的にお風呂場がオススメです。 |
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ラオウ
「でえぇぇぃっ!!!!」
構えから技に移る前にぶっつぶそうとする我らが拳王様。
特撮ヒーローの変身を最後までポカーンと見つめる悠長な悪役と一緒にされては困りますよ?
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剛拳炸裂!
しかし見事に受け止めるケンシロウ。
これまたラオウVSトキ戦の再現です。
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殺人ガチョーンが激しくスパーク!
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殴ったり蹴ったり飛んだり跳ねたりな攻防を繰り広げる二人。
ボディブローとかモロ入っててすげぇキツそうです。
全体的にケンシロウの方がダメージ多めな描写になってますが、制作サイドの溢れ出るラオウ様LOVEがそうさせたんでしょう、多分。
何気に北斗七星を形作っている所がイカス! |
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黒王
「ヒヒーーーン!!!
(続きはCMの後で!!!)」 |
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ケンシロウ
「ほわちゃぁぁあああ!!」 |
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| 第107話 後半 (B part) |
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CMで十分にインターバルをとったケンシロウとラオウ。
第二ラウンドはは趣向を変えて空中戦から戦闘再開してみました。 |
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空中で静止したまま百裂キックを繰り出す両者。
哀しみを背負った者は地球の重力すら華麗にスルーする事が出来る様になるのですよ。 |
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空中戦を終えて華麗に着地を決めます。
ラオウ
「名もいらぬ、光もいらぬ。
この俺の望むものは拳の勝利。
お前を倒して地上最強の男になる事のみ!
来い!ケンシロウ」
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ケンシロウ
「ほわちゃぁ!!」
だがかわされてしまった! |
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次はお互いに北斗ガチョーンをお見舞いし合ってみた! |
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激しくぶつかり合うダブルガチョーン。
その破壊力が両者の掌の間でバチバチするほど騒ぐ
元☆気☆玉!!
元ネタは龍玉ゼェットのオープニングですぞ。 |
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ラオウ
「Sparking !?」
元気を集めすぎたせいか…ちぃとばっかし火力が強すぎたみたいです。 |
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sparkingな衝撃にもんどりうって倒れる両雄。
ラオウ様の倒れ方がなにやら珍妙な感じになってますが見なかった事にしてください。 |
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ラオウ
「心地よき痛みと言うべきか…我らはこの日を待ち続けていたのだからな」
痛みに快感を覚えるラオウ様。
先ほどの衝撃で服が破け半裸になったせいでアドレナリンが大量に分泌されてるんでしょう。 |
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ラオウ
「互いに究極奥義無想転生を見に纏った今、他の奥義は武器にならぬ。
言わば無に戻ったのだ。
ならばこの戦いは赤子の戦いと同然!」 |
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ラオウ
「いくぞケンシロウ!
どりゃー!!」
気合十分のラオウパンチ炸裂!
こいつぁー強烈ですよ。 |
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ケンシロウ
「うわたぁ!!」
ラオウ
「ぬふぅ!?」
反撃のケンシロウパンチ!
あのラオウが思わず白目を向く威力!
これまた痛そうですね。 |
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ラオウ
「うりゃー!!」
鬼気迫る表情でりょーざんぱ!を繰り出してみました。 |
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眉毛
「うぬぅあぁあらぁあ!?」
りょーざんぱが引き起こす強烈なGにケンシロウの眉毛が悲鳴をあげます。 |
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ラオウ
「うわーはははっ!
俺は貴様に拳を教えた身。
このラオウに一日の長があるわ」
ここに来てキャリアの差が明暗を分けるのでしょうか…? |
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ケンシロウ
「ぬうぅあぁぁ!!」
経験が無い分は若さと情熱でカバーすればOKなのですよ。 |
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ラオウ
「フッ、神に感謝せねばなるまい。
我が前にこれだけの男を送り出してくれた事を」 |
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ラオウの言葉を聞いて思わず顔に笑みが浮かぶケンシロウ。
二人の戦いは今まさしく怒りと憎しみを越えた境地に達したのです。 |
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ラオウ
「ぬりゃー!」
ケンシロウ
「うわちゃー!」
ガード無視で殴り合う二人。 |
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リン
「ああ…二人とも透き通って…」
北斗随一のニュータイプ能力を誇る不思議少女リンの目には、二人のスタンドが見えているようです。 |
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リン
「見える…小さい時の二人が…」
バット
(・・・・・・・・・何も見えねぇよ)
完全に置いてけぼりな一般人代表バットなのであった。 |
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ラオウ
「思えば…ここが俺とお前が初めてユリアと会った場所でもあった」
ケンシロウ
「兄さん…」 |
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ラオウ
「お前はまだ拳法の修行はおろか、道場へ入ることも許されていなかった…」
ここより回想シーン突入也。 |
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ケンシロウ(幼)
「ハァ・・・ハァ・・・」
これは幼年期のケンシロウですね。
いきなりズタボロ&ハァハァ状態になってますが、一体誰にこんな目に合わされてるんでしょうか? |
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ラオウ(少年)
「どうした!
打って来いケンシロウ!」
犯人発見!
スパルタ鬼教官な少年ラオウでした。 |
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ケンシロウ(幼)
「たーーーっ!」
へなちょこパンチで突っ込むケンシロウですがラオウに軽くあしらわれた挙句、逆に情け無用の幼児虐待パンチを叩き込まれてしまいます。
ちとやりすぎの様な気もしますが、これがラオウなりの愛情表現なのかもしれませぬ。 |
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同時刻、謎の老人&幼女が練気闘座を訪れていました。
リュウケン(中年)
「この子が南斗の?」
リハク(中年)
「はい、南斗六聖の将となられるお方」 |
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リハク(中年)
「されど不運にもユリア様は母の胎内に一切の言葉・感情を置き忘れてしもうた」
ユリア(ようじょ)
「・・・・・・」
このメチャクチャ可愛げの無いツンツンようじょこそ、後の南斗最後の将ユリア様だったのです! |
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リハク(中年)
「何を考えているのか、何を見つめているのかサッパリわからん」
世が世なら万の軍勢を自在に操る名軍師リハクも、このツンツンようじょを前にしてはサジを投げる他ありません。
リュウケン(中年)
「美しいゆえに不憫な…」
リハク(中年)
「北斗と南斗は表裏一体、陰と陽。
その宿命を信じるならば、ここにお連れすればユリア様に何らかの変化があろうと…」 |
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ラオウ(少年)
「拳王アパカッ!!!」
ケンシロウ(幼)
「NOォーーーーー!?」
とどめの一撃でフェイタルKO!! |
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リュウケン(中年)
「ラオウ!うぬはケンシロウに拳法を!
ケンシロウには拳法の修行はおろか、まだ道場に入ることも許しておらん。
なぜ禁を破った!!」 |
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ラオウ(少年)
「フッ、才無き者はいずれ拳を奪われ追放されましょう!
ならば今の内に引導を渡した方がこやつの為。
ケンシロウに才はありません」
倒れたケンシロウのヨヨヨ…なポージングが哀愁漂いすぎで涙を誘いますね。
「そんなひどい・・・」みたいな。 |
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そんなやり取りをジーっと見つめるツンツンようじょユリア。 |
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ラオウ(少年)
「この子は…?」
自分をジーっと見つめるユリアに気付いたラオウ。
ツンツンで生意気なので、とりあえずこっち見んな!と睨み返してみました。 |
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ユリア(ようじょ)
「・・・・・・・・・・・・・!?」
ラオウのガン見にYouはSHOCK!を受けたユリアは思わず手鞠をドロップしてしまうのであった。 |
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コロンコロンと無情に転がる手鞠。
・・・アカン!そっちにはものごっつ怖い鬼教官のラオウがいるんやで!? |
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ですが、ギリギリのタイミングでケンシロウが手鞠をサルベージしてめでたしめでたし。
ケンシロウ(幼)
「ほらっ」
手鞠を抱えてケンシロウが優しく見つめると…。 |
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キュピーン!
何かキター!
これぞ!愛の目覚めー!! |
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ユリア(ようじょ)
「・・・・・・うふっ☆」
笑った!ユリアが笑った!
名シーン「車椅子から立ち上がって歩くクララ」に匹敵する感動が今!
ここに!! |
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リハク(中年)
「戻った!ユリア様に感情が!!」
リュウケン(中年)
(ラオウが誘い、ケンシロウが心を開け放ったわ…) |
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リュウケン
(北斗の宿命を持つ男、ラオウとケンシロウ。
そして南斗の将となるユリア。
だが、北斗二人に南斗一人…いつの日か天を二分して戦う時がくるであろう) |
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壮絶な殴り合いのダメージで二人は完全にグロッキー状態になっております。 |
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ラオウ
「おあぁぁぁー!!!」
全身より激しく闘気を噴き出させるラオウ。 |
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その圧倒的な闘気は完全にラオウを包み込むバリアーを形成する程!
すげぇ!FC版初代北斗の拳みたいですね! |
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地面を見ながら少しずつラオウににじり寄るケンシロウ。 |
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ラオウ
「むっ・・・?
うぬは我が闘気を!」 |
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バット
「ああ・・・ケンはラオウを見ないで闘気だけを見てる!」 |
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リハク
「闘気を誘い、それを間合いとしてその乱れに無想の一撃を放つ気か…」
終了時間ギリギリに滑り込みセーフ成功したリハク一行。
さりげなくバットのセリフに補足を入れる辺りは流石名軍師ですね。 |
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そんなこんなでラオウを射程距離内に捉えました。
いよいよお別れの一撃を放つ瞬間が訪れようとしています。 |
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ケンシロウ
「もはや次の一撃が我ら最後の別れとなろう…。
俺もトキと同じく目指したあの偉大なる長兄ラオウ…その想い、未だ消えずこの心に焼き付いている…」 |
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拳王部隊長
「拳王様の闘気が逃げている!」
リハク
「闘気の乱れは隙となる。
ケンシロウの無想の拳は一瞬の隙も許さぬであろう」 |
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リン
「ユリアさん、見て。
ケンがユリアさんの心と一緒に戦っている」
ユリア
(もうすぐ来るわ…。
長かった二人の戦いに終わりの時が…。
そしてあの二人の魂に…安らぎが訪れる時が…) |
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ラオウ
「よかろう…ならば打ち砕いて見せよう。
北斗二千年の歴史を!
この拳にわが生涯の全てを込めて!!」 |
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ラオウ
「受けてみよ!!
我が全霊の拳をっ!!!!」 |
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ラオウが纏っていた闘気が消滅し、場に一瞬の静寂が訪れます。
しかし、次の瞬間… |
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ラオウ
「ぬぅああぁぁ!!!」
ケンシロウ
「ほぉおおぉぅ!!!」
両者、最大限まで気を高め… |
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そして互いに最後の一撃を放ったところで残念!
時間切れです。
来週は実質上の最終回!
という事で次週に続く。 |
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次回予告 (Next)
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長き戦いが終わり男たちの伝説はその想いを未来へ繋ぐ。
次回『北斗の拳』、
第108話 さらば北斗2兄弟! いま2人は愛と悲しみの果てに!! |