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199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂けあらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。
核戦争は全ての文明を破壊し、世界は暴力が支配する恐怖と混乱の時代になっていた。 |
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第22話 (Chapter022)
ユリア永遠に・・・・
そしてシンよ! |
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放映日 1985/03/21 |
| 演出 梅澤淳稔 |
| 脚本 戸田博史 |
| 作画監督 須田正己 |
| 美術 大宮久江 |
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第22話 前半 (A part)
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前回起こった反乱ですっかり廃墟と化してしまったサザンクロスタウンへようこそ!! |
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リン 「ここが幻の都、サザンクロス・・・」
バット 「ああ、本当に幻になっちまったぜ。シンの手下どももほとんど他の町に行っちまって、残っているのは親衛隊の連中だけらしいや」
さりげなく状況を説明するバットであった。
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元KING軍団員A 「ちぇっ! 何がKINGだ! 何がサザンクロスだ! ひでぇもんだぜ。」
元KING軍団員B 「もうこんな所には用はねぇ! さっさと行こうぜ!」
次々と離脱していく元KING軍団員。
まぁ、人間落ち目な時はこんなモンです。
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リン 「虚しいわ・・・。力だけで築いた物は、やがて崩れていくのね」
バット 「な、なんだぁ!? リン、お前時々わけわかんねぇ事言い出すんだよナァ。ホント、付き合い辛いぜ」
リンの不思議少女っぷりにバットは全くのお手上げ状態です。
ホント、電波系って付き合い辛いぜ。
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バット
「さ、これからどうしよ。」
やる事もなくなったので、気分転換に今後の人生設計を建てるバット。
バット 「タキのいる村にでも戻るか〜。リン、お前も一緒にくるだろ?」 |
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しかしリンは自分の中に絶好調引き篭もり中であった。
リン
「ケン・・・」 |
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バット 「お前まだケンの事考えてるのか? ケンはもう死んじゃったんだよ!」
リン
「死んでないモン! ケンは死んでないモン!!」
バットの一言にブチ切れるリン。
こういう子は思い込んだら何をするかわからないので、こういう時はそっとしておいてあげるのが吉です。
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ペル 「・・・! ワンワン!」
ペルが遠くからやってくる何者かを感知しましたYO!
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バット 「そうだよな・・・ケンが死ぬわけねぇよ。北斗神拳は無敵だぁ」
地平線の向こうからやってきた僕らのケンシロウの勇姿に思わずバットも半ベソ状態。
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リン 「ケーーーーーーーーーーーーーン!!」
周りの目も憚らずに飛びついてきたリンの過激っぷりに、ケンシロウの顔も思わず綻んでしまうのでした。
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ケンシロウ 「リン、ここで待っていろ。バット・・・リンを頼んだぞ」
だが、速攻でリンを引き剥がすクールなケンシロウ。
バット
「・・・シンをやっつけにいくんだな?」 |
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バット 「邪魔しちゃいけねぇよ。今日は・・・ケンとシンにとって、北斗神拳と南斗聖拳にとって、一番長い日なんだ」
リンをたしなめるバット。 二人は決戦に向かうケンシロウの姿を見送るのであった。
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ケンシロウ
「シン、とうとう追い詰めたぞ!」 |
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その頃シンはユリアに今後の生活プランを説明していた。
シン 「ユリア、もう一度やり直そう。新しい街を作るのだ。このサザンクロスより、華麗できらびやかな街を」 |
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シン
「俺ならば出来る! お前がいてくれれば出来る。ユリア・・・」 |
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ユリア 「・・・・・・」
シン
「ユリア、やはり答えてはくれぬのか・・・心を開いてはくれぬのか」
ユリア 「・・・・・・」
人形のように無言なユリアであった。
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ユリアとの間に嫌な空気が流れるシンを尻目に、ケンシロウは城の入り口へと到達していた。 |
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ケンシロウ 「・・・・・・」
無言で見上げるケンシロウ。
きっと、最上階で繰り広げられているシンとユリアの寒い関係は見えていない・・・ハズ。
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再び、進軍を開始するケンシロウ。
・・・・・・ってちょっと待った!
なんか入り口の色が二つ上のと変わってますYO!
スタッフの皆さん、お疲れ様です!(大汗)
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KING軍団員
「七つの傷の男だー! 七つの傷の男が現れたぞー!」
予期せぬケンシロウの登場に、KING軍団大騒ぎの図です。
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当然、この騒ぎはシンの元へも伝わります。
シン 「何? そうか、七つの傷の男は生きていたのか。ケンシロウは生きていたのか。ハハハハハハ!」
カメラ目線で有難い高笑いを頂きました!
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KING親衛隊A
「俺たちはKING様の親衛隊員だ!」
KING親衛隊員B 「貴様をこっから先に通すわけにはいかねぇ!」
立ちはだかる親衛隊の皆様方を前に、ケンシロウは・・・
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細かい事には拘らず、蹴ったり殴ったりしながら一直線に駆け抜けてミター! |
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ケンシロウが駆け抜けた後にはペンペン草すら残らないともっぱらの噂です。 途中ですれ違った親衛隊員の皆様方も例外ではありません。
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これぞ、北斗神拳奥義
「北斗旋風連撃
(せんぷうれんげき)」! 音声無しなのと透過光が激しすぎて呼び方がコレで合ってるかどうかは定かではありませんが、多分これで大丈夫だと思います。多分ですが。
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遂に玉座の間へと到着したケンシロウ。 |
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シン 「フッフッフッフッフ!」
有難い後光を背に、我らがKING様が登場しましたYO!
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ケンシロウ
「シン! 貴様に会う為に、地獄の底から這い上がってきたぜ!!」
夢に出そうなくらいごっつ怖い形相しながら啖呵を切るケンシロウの図。
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シン 「ケンシロウ、久しぶりだな。」
ケンシロウ 「ユリアはどこだ?」
シン 「フッ、自分で見に来たらどうだ」 |
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ケンシロウ 「・・・ユリア!!」
シン 「ユリアはもう、お前の事など忘れたとさ。あの時のお前の命と引き換えにな」 |
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ケンシロウの脳裏に、かつて一撃必殺奥義「南斗翔鷲屠脚」でフェイタルKOされた嫌な記憶が蘇ります。 |
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シン 「お前はユリアのおかげで七つの傷だけで済んだのだ」
グリーンボーイ時代に完敗したケンシロウ。
トレードマークの七つの傷もこの時につけられました。
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ケンシロウ 「忘れてもいい、生きていてくれただけで!」
ユリアとの再会に涙するケンシロウ。
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シン 「フフフ。ケンシロウ、お前は俺に敗れた男。何度やっても同じ事だ。だが、己の愛した女の前で切り刻まれるのも面白かろう」 |
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シン 「うあひゃぁぁああああ!」
奇声を発しながら飛び込んで来る我らがKING様。
シン 「フッ! 逃げ足だけは速くなったな。だが貴様には俺の技を見切ることは出来ん! フフフッ、ケンシロウ。もう一度貴様をあの地獄へ突き落としてやる」 |
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シン
「南斗孤鷲拳奥義!!!」 |
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シン
「南斗千首龍撃
(せんしゅりゅうげき)!!」
CMまであと一分もないギリギリの時間なのに奥義を繰り出してきたシン。
CMタイムに食い込んだりしたらスポンサーの皆さんに怒られちゃいますョ。
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大人の事情でアッサリ受け止めるケンシロウ。
だってさ、ホラ、もう時間ないんだから。
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シン 「・・・な!? やはりお前は昔のケンシロウではないな・・・なぜ!?」 |
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ケンシロウ
「執念だ、俺を変えたのは貴様が教えた執念だ!!」
ケンシロウとシンが見詰め合ったまま、無事CMに突入するのであった。
スポンサー様も一安心ですナ!
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ケンシロウ 「ほわちゃぁぁあああ!!」 |
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| 第22話 後半 (B part) |
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この二人、CM中もずっと見詰め合っていた様ですね。
意外と仲が良いのかもしれません、ハイ。
このままチューしたりしたら、それはそれで面白かったのですが・・・。
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シンちゃん
「もぅー、放してョ! いつまで腕握ってンの!!」
ケンちゃん 「あ、ごめn」
てな会話をしているように見えますな、この構図。
何気にシンの目がイカしててGOODです。
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ケンシロウ 「ぶっぱ獄斗拳もコマ投げも全て対策済みだ。今の俺にはお前など敵ではない。やめておけ」 |
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シン 「うぐっ!? ・・・うへへへっ!」
シン対策をバッチリ練って来たケンシロウの前に、シンも思わず苦笑いしてしまうのでした。
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シン 「うわたぁーーーーっ!」
南斗千手斬で奇襲をかけるシン。
ですがケンシロウにジャンプで逃げられてしまいました。
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しかしながら、わずかにカスってました。
ケズリでケンシロウに1ドットのダメージを与える事に成功です。
今回は格ゲーのアーケード北斗のネタが大半を占めそうな感じです。
読んでてワケわからない方、本当にごめんなさい!
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シン
「へへっ、貴様の執念などたかが知れてるわ!」
ケンシロウに皮一枚のダメージを与えた事で、かろうじてシンのアイデンティティーが保たれたようです。 ザコ扱いはまっぴらゴメンでぷ〜〜!
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ケンシロウ 「・・・ペロリ」
ケンシロウも負けじと(?)ブルースリーの物真似で対抗します。
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ケンシロウ
「シン、貴様の技は全て見切っている。貴様の負けだ」 |
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シン
「ぐぅぅう、俺様を見下した様な台詞は吐くなーーーっ!!」 |
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南斗千手斬で突きまくるシンに無想転生プロトタイプverβで避けまくるケンシロウの図
宮田ばりのケンシロウの動きにシンの攻撃はもはや1ドットのダメージも与える事は出来ません。
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そしてカウンターの北斗裏拳がシンの顎を揺さぶります。
景色がグラングランになってるシン、かなり追い詰められてます。
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シン 「ぬうっ!・・・困った時はとりあえずぶっぱ獄斗だ!」
「命!」みたいなポージングで飛んで行く我らがKING様。
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ケンシロウも対抗して同じポーズでジャンプ&キックです。 |
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カッキーーン!!
目に優しくない色でフラッシュしながら空中で激突する二人。
果たして結果は!?
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シン
「南斗獄殺拳
(ごくさつけん)!!」
(※アニメ版は獄殺拳なのです)
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ケンシロウ
「北斗飛衛拳
(ひえいけん)!!」
相打ちっぽく見えたのですが・・・
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シン
「ば・・・馬鹿な!」
肩パットを破壊されるシン。
格闘漫画でも料理漫画でもジャンル問わずに後出し有利な法則がここにまた適用されました。
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ケンシロウ 「安心しろ。秘孔は外してある」
優しい言葉を言いながらも、指をポキポキ鳴らして威圧するケンシロウ。
安心させたいのか脅したいのかよくわからないアンバランスな行動が危険で素敵です。
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技を見切られ、正攻法で挑んでも分が悪いと悟ったシンは戦い方を変えてみる事にしました。
後ろに潜んでいる部下に、アイコンタクトで(後ろから殺っておしまい!)の合図を送ります。
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部下 (ラジャ!後ろからブッスリ殺っちまいます!)
背後からケンシロウの頭を潰れたトマトにしようとする部下。
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ですが、見事に失敗!
ケンシロウに指を突き刺され、部下は面白い顔になりながら果てて逝ったとさ。
ケンシロウ
「たとえ物音一つ立てずに近づこうとも、俺の背後を取る事は出来ん」 |
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ケンシロウ
「ユリアを返してもらおうか」
メンチきってシンを追い詰めるケンシロウ。
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シン 「フッ、ヘヘッ、フヘヘヘヘッ!」
ケンシロウに脅迫され、変な笑い方をしながら後ずさりしていくシン。
極限まで追い詰められたせいか、徐々に人格崩壊が始まってきたようです。
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シン 「確かに貴様の執念は見せてもらった。フヘヘヘッ、ならばその執念の元を断ってやろう」 |
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シン 「うわたぁっ!」
ユリアの胸を貫くシン。
ケンシロウ 「ユリアッ!?」
あまりにショッキングな出来事にケンシロウもビッグサプライズです。
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シン 「フフフ、ユリア・・・死に顔までも美しい」
もはや完全に壊れたシンは、死体を相手にブツブツ独り言を言うのであった。
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ケンシロウ 「ユ・・・ユリア」
ゴール直前で『振り出しに戻る』のマスに止まってしまったような表情で絶句するケンシロウ。
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シン
「フハハハハッ! この俺を倒してもユリアはもういない! これで貴様の執念も半減したと言うわけだ」
ケンシロウの執念÷2<俺様
という俺的方程式でケンシロウの弱体化を目論むシンですが・・・ |
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シン 「ハハハハハハッ! ハハハハハッ!!」
勝利の高笑いに夢中なシンにケンシロウが詰め寄ります。
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ケンシロウの服 「ビリッ!」
シン 「おっ!?」
いきなりケンシロウの服が破れた事にちょっぴりビビるシン。
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ケンシロウ 「ぬああああぁぁぁ!!!」
半裸になり執念とも違うコスモを高めるケンシロウ。
こりゃブチキレたか!?
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ケンシロウ
「シン!貴様だけは殺す!!」
ケンシロウは怒ると目が緋色になる特異体質のようです。
お前はクラピカか。
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シン 「ネリャーーー!」
とりあえず攻撃をしかけるシン。
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だが内心ちょいビビリが災いしたのか中途半端に突き刺した状態で受け止められてしまいます。 |
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シン 「あ、ちょっと待って!」
ケンシロウの気迫に後ずさりするシンでしたが・・・。
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ケンシロウ 「待った無し!!」
問答無用に右ストレートのモーションに入るケンシロウ。
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ケンシロウ 「おわたぁ!!」
ケンシロウの右ストレートがシンの左手をブチ抜きました。
すんげぇ威力ッスね。
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んでそのままシンの体にクリーンヒット!
とりあえずこの一発でシンは戦闘不能になってしまいます。
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シンの動きを封じたケンシロウはそのままコスモゲージを高め始めました。
ここでどのくらいコスモを燃やせたかで、次に繰り出す技の威力が変わるのですョ。
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コスモを高めた後は、本能の赴くままにパンチパンチするだけです。
ウルトラマンの登場シーンみたいなパンチモーションでシンの体をサンドバックにするケンシロウ。
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体に自分の紋章「ブラッディクロス」を刻み込まれるシン。
流石は我がKING様、やられっぷりもダイナミックかつエレガンツですな。
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ケンシロウ
「北斗十字斬
(じゅうじざん)!!」
ネーミングがストレートすぎねーかというツッコミは勘弁してくださりませ。
技を打ち終わった後、拳をプルプルとバイブレーションしながら余韻に浸るのがこの奥義の肝なのです。
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シン 「どぅわ!?」
「大」の字で壁に叩きつけられるシン。
あまりの衝撃に後ろの壁も一部フッ飛んでしまいます。
シン 「な・・・何故!?」 |
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ケンシロウ
「貴様の奥義を破ったのは・・・怒り。執念に勝る俺の怒りだ」
シン 「怒り・・・」 |
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シン 「俺の命はあとどのくらいだ?」
今後の人生設計を建てる為に、ケンシロウに余命を聞くシン。 タイムリミットはちーかーいー。
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ケンシロウ 「ブラッディクロスの形に秘孔を突いた。お前の紋章を抱いて死ね・・・三分だ」
あら大変、KING様の活動時間が某M76星雲のミラクルマンと同じになっちゃいましたYO!
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ケンシロウ 「ユ、ユリア!」
勝者の特権で、皆のアイドルユリアちゃんの下へ駆け寄るケンシロウ。
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ケンシロウ 「!・・・こ、これは!?」
皆のアイドルユリアちゃんにこれ以上ないまでの違和感を感じるケンシロウ。 よく見たら・・・ユリアの形をした高級ダッチだったのである!!
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シン 「ヘヘッ、そう。俺たちの・・・戦いは・・・まだ終わっていない・・・」
解説モードに突入するシン。 ケンシロウと視聴者にこの状況を判りやすく説明してくれるのです。 ありがたや。
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ケンシロウ 「こ、これは人形! どういう事だ!!」
シン 「フッフッフ・・・」
ケンシロウ 「シン!!!」 |
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シン 「ううぅ・・・」
いきなり泣き出す我らがKING様。
シン 「いない・・・ユリアはもういないんだ。俺とお前の戦いは・・・永遠に決着がつかないんだ・・・」
そして舞台は回想シーンへ・・・。
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シン 「サザンクロスの街が燃えている。お前の街が燃えている・・・。この街の草も木も人間でさえも、全てお前の物だったのに・・・」 |
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シン 「だが安心しろユリア。新しい街を作るのだ」
ユリア 「えっ!?」
シン 「サザンクロスよりももっと大きな、もっときらびやかな、お前が女王としてふさわしい王国をな。俺はやる、お前がいれば出来る!」 |
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ユリア 「貴方は、また同じ事を繰り返すのですか・・・。今までよりももっと酷い事を・・・。貴方は、私の心が変わらない限り、同じことを続けるのですね・・・」
シンの提案する人生プランに絶望したユリアは建物の外に向かって移動を開始しました。
このままだと地面に落下してしまいそうですが・・・。
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ユリア 「また罪も無い人が、何人も死んでいく・・・。そんな事、もう私には・・・!」
シン
「ユ、ユリア! 何を・・・!?」 |
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「これ以上自分の為に他の人間を犠牲にはできない」 そう考えたユリアはそのまま地面に向かって自由落下運動を始めます。
ユリア
「ケン・・・貴方との約束、守れなかった・・・」
サザンクロスの街へと消えていくユリア。 下に誰かが救助の為にスタンバってないと激突死確定な状況なのですが・・・。
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シン
「馬鹿な・・・。な、なぜ! なぜだ・・・、なぜだ! ・・・・・・ユリアァアアァアア!!!!!!」
ユリアの過激なボディランゲージにショックを隠しきれないシンなのであった。
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シン
「泣いた、生まれて初めて俺は泣いた・・・。最後まで、とうとう最後までユリアの心をつかむ事はできなかった。ユリアの中には・・・いつでもお前がいたからだ」
ケンシロウ
「・・・・・・」 |
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シン 「この街、ユリアの為に築いたサザンクロスが、今では灰となってしまったサザンクロスが・・・あいつの墓標になってしまった。」
残りわずかな余生を使ってサザンクロスのガイドを始めるシン。
シン 「見よ!ユリアの墓標を!サザンクロスの街を・・・」 |
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シン
「だがこんな街も富も権力も・・・全て虚しいだけだ。
くっ・・・! 俺が欲しいものはたった一つ!
ユリアだあぁぁぁあああ!!!!」 |
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シン 「ゴボッ!?」
あ、そろそろ時間切れですね。 水芸さながらに全身から血を派手に噴出すシン。
どうやらここまでのようです。
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シン 「だがな! 俺はお前の拳法では死なん!!」
これが噂の隠し技、『お前の拳では、死なん!』ですね。 技の出し方は自分が死兆星点灯時にオーラゲージを一つ消費する事で自決をする事ができるのです。 次のラウンドは星全回復したりと素晴らしい効果が望めますが、いかんせん技の出が遅いのでまず相手に演出を潰されてしまうのが哀しい所です。
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シン
「ケンシロウ、さらばだーーー!!」
北斗神拳で憤死する前に、自ら投身自殺を図るシン。
この段階でボーナス確定なので、虹オーラが出るのを祈りつつ目押しでリールを止めましょう。
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ケンシロウ 「シン!!!」
びっくりするケンシロウの図ですが、くどいぐらい男っぽさ全開な眉毛が気になって気になって夢に出てきそうな感じです。
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BGMに「ユリア永遠に」が流れる中、シンの遺体を回収するケンシロウ。
お姫様だっこなのは、実は二人が友達だったからなのであり、決してホモ達だったからではないのですよ。
っていうのも全くのフィクションです。
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リン 「ケーン!!」
ちびっ子二人に出迎えられる世紀末救世主殿。
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リン 「ケン、終わったのね!」
バット 「やったな! ケン」
ケンシロウ 「・・・・・・」
ちびっ子に祝福されるケンシロウですが、イマイチモチベーションが低いようです。
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亡き強敵の墓を作ってあげるケンシロウ。
バット
「なぜだよ? なぜそんな男の墓なんか作ってやるんだ!?」
バットも不満爆発です。
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ケンシロウ
「同じ女を・・・愛した男だから・・・」
二人の間には他の誰にもわからない何かがあるのでしょう。 三角関係は奥が深いのです。
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ケンシロウ 「さらば・・・強敵よ・・・」 |
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次回予告 (Next)
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愛するユリアは死んだ。
心に痛手をおったケンシロウ。だが北斗神拳に安らぎはない。
次回『北斗の拳』、
第23話 俺を待つのは戦いだけなのか!! |