199X年、世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ、地は裂けあらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

核戦争は全ての文明を破壊し、世界は暴力が支配する恐怖と混乱の時代になっていた。




第21話 (Chapter021)
魔宮炎上!シン!
お前まであと一歩だ!!

放映日  1985/03/14
演出  石田昌久
脚本  戸田博史
作画監督  増田信博
美術  市谷正夫




第21話 前半 (A part)


先週の爆撃で戦艦の中に生き埋めになってしまったケンシロウ。
その安否が気遣われます。
リン
「ケン・・・本当に死んじゃったの? アタシそんなの信じない。ケンはきっと生きている」

私もケンシロウは生きていると信じています。
根拠は先週の次回予告で思いっきり指ポキポキ鳴らしてたからです。
バット
「オィ、リンもう行こうぜ。」


リン
「ケンはきっと生きている」


何かに取り付かれたように「ケンイキテル」を連呼するリンに、バットもだいぶ参ってマス。

バット
「とりあえずこんなトコで現実逃避してても仕方ないのでサザンクロスに移動しようぜ」


てなワケで二人はサザンクロスへと移動するのであった。
KING軍団員
「働け働け〜〜ぃ!!」


一般市民の方々が過酷な強制労働を強いられております。
何か作っているようですが・・・。
作っていたのはユリアの銅像。
シンがユリアにプレゼントするべく建造させていたようです。
「無意味に間接を痛めつけるようなポージングだ」とか「そんな持ち方してたら水こぼれちゃうジャン」と言ったクレームをつけるとKINGにお仕置きされちゃうので見なかった事にして下さい。
んでそのユリア像ですが、顔の造詣が実に微妙!
てかあんまり似てないし、どっちかっつーと美人というカテゴリーとは別物になりそうな感じです。
正直プレゼンツしても、更にユリアに嫌われそうな気がしないでもありません。
ユリア
「ケン、貴方との約束守り続けます。どんな辛い事があっても生きていきます」


サキ
「ユリア様、希望を失ってはいけません」


ユリアを支える健気なメイドのサキですが・・・
部屋を出るなりモヒカンにリトルグレイチックに連行されてしまいます。

サキ
「何をするんです!?」
シン
「サキ、お前はユリアの為にならん」


サキ
「え、もしかして・・・クビですか?」


シン
「そうだ、連れて行け」
サキ
「はわわっ!?」


トラックに詰め込まれる可愛そうなメイド、サキ。

サキ
「ユリア様ーーーー!!」
ドナドナドーナドーナー、メイドを乗せてー。
ドナドナドーナドーナー、荷台がゆーれーるぅ。

サキは開拓地へと送られてしまうのであった。
シン
「ユリア、サキはもう戻ってはこない。明日、お前に見せたい物がある。きっと気に入ってくれるハズだ」


全く乙女心を理解していない我らがKING様。
見せたい物って↑で出てきたアレですかね?
思いっきり全くの逆効果になりそうな気がしますが・・・。
ユリア
「サキ・・・」


心の支えであったサキが居なくなった事により、ユリアの精神的ストレスがMAXに達しようとしています。
来週辺りにでもビルから飛び降りそうな予感がします。
STUDY!
世紀末の月はウサギ柄ではなくドクロ柄!
期末試験とかで出るかもしれないのできちんと復習しておきましょう。
所変わって、ここはヒミツの会議場。バルコム将軍以下、何やら密談をしていますYO。

バルコム
「お前達に集まってもらったのは他でもない、KINGの件についてだ。皆、思うところあったら言ってくれ」
KING幹部
「女は犯すな略奪はするなだとよ! KINGはあの女に腑抜けにされちまったぜ!!」


頭から羽が生えたシレーヌ族の幹部もKINGに対して不満タラタラの様です。
バルコム
「フム、どうかね? 奴に今でもKINGの資格はあるだろうか。」


幹部達
「奴にKINGの資格などネェわ!!」


バルコム
「お前達の気持ちはよくわかった。
俺は七つの傷の男を倒した男だ。
シンを倒し、俺たちの帝国を作る為に、お前達俺に命を預けろ!!」
キザッぽい幹部
「・・・気に入らネェな」


変なヒゲしたオッサン幹部
「気に入らネェ? どういう事でぇオラ!?」

キザッぽい幹部
「諸君、身の程を知れ。これ程の領土を作り上げたのは誰の力だ?」
周りの幹部
「そりゃオメェ、俺たちに決まってるじゃねぇか」


キザッぽい幹部
「その通り。俺たちの力さ! しかしKINGがいなければどうなっていたと思う?」
キザッぽい幹部
「ウガーッ!!」


キザなイメージから一転して、いきなりセクハラ親父に変身する元キザ幹部。
男の正体は基本的に狼だったりする場合があるので、どんな真面目そうなイメージがあっても簡単に信用してはいけませんよ。

キザッぽい幹部
「KINGがいなかったら俺達ぁ身内で食い殺しよ!」
キザッぽい幹部
「あの女にうつつを抜かすKINGは俺も気に入らねぇが、野犬の世界に戻るよりはマシよ。将軍、俺は降ろしてもらうぜ」


バルコム
「待ちたまえ!」


キザッぽい幹部
「俺は別にKINGに告げ口する気はないぜ」
バルコム
「そうはいかん!!」


言う事聞かない奴を社会的に抹殺するべく飛びかかるバルコム。
まるでどっかの社長みたいですね。
キザッぽい幹部
「将軍! 俺はアンタのそういうやり方がデェ嫌ェなんだ!!」


そうですね、私もこんな自己中なやり方は大嫌いです。

なんか物騒な飛爪(ひびょう)を振り回していますが、テロップとか特に出ない無名な技なのであまり大したことはないと思われます。
てか解説の仕様がありません!

飛爪がバルコムの顔面にクリーンヒット。
キザ幹部も中々良いコントロールの持ち主ですね。
ただ球威が無いのか、バルコムに全くダメージが入ってなさそうなのが残念ですが。
バルコム
「フンッ!」


飛爪を愛しのゲンコツちゃんで叩き割るバルコム。
勢い余って思いっきり自分の顔面を痛打しているように見えますが、石頭なのでダメージが無い説を切に信じたい所です。
キザっぽい幹部
「こんにゃろー!!」


やぶれかぶれになったキザ幹部は何と石像を持ち上げてバルコムにダイレクトアタック!
意外に力持ちですね・・・。
ですがバルコムの石頭には通用せず、無念!

このパターンは「牙大王VS元地下プロレスラー」「ケンシロウVSジャギ」等でも見る事が出来ます。
キザっぽい幹部
「ちくしょー!死ねー!!」


ナイフで突きまくるキザ幹部ですが・・・。

バルコム
「無駄だ! 刃物など呼吸法一つで跳ね除けられる!」
バルコム
「南斗聖拳がどれだけの威力を秘めていようと俺には一切通用せぬと言う事よ!」


自信満々なバルコムですが、そんな彼の決め技も実に地味なベアーハッグだったりするのはご愛嬌。

翌日、ケンシロウの生死が気になるジョーカーは一人で爆撃跡を念入りに調査していた。

ジョーカー
「ここがケンシロウが生き埋めになったと言う場所か。しかし、本当に奴は死んだのか? 奴の死体を確認したワケではない。奴は今までも幾多の死地から脱出してきた男だ」
そしてその予感は見事に当たったようです。

ジョーカー
「うおぉッ! まぶしっ!?」
出てきたのはおなじみ眉毛のあの男。

残念ながらこの後の展開ははCMが終わってからお届け致します。
舞台は再びサザンクロスへ。

下のアングルから見たユリア像ですがやっぱりイマイチ感は拭えませんでした。
シン
「ユリア、気に入ってくれたか? お前の美しさを讃える為に作った像だ。今はタダの石像だが、世界中より黄金と宝石を集めて飾り立てよう。お前は美の女神として永遠に名を残す」


こんな顔から火が出そうな台詞もサラリと言ってのけるとは、流石は我らのKING様。
貢ぐレベルも国宝級です。
ユリア
「また・・・多くの血が流れる・・・。罪の無い人々が苦しむ・・・」

大富豪の成分の92%は大貧民からの搾取で出来ています。
シン
「ムッ!?」


KINGスキャンアーイが敵の接近をキャッチした様です。
KING軍団員
「うぇへへへへ」


シンがユリアを口説いている間に、周りをすっかり包囲されてしまったようです。
恋は盲目とはよく言った物ですね。
・・・微妙に意味違う? どうもすいません。
シン
「何の真似だ! 命令だ、直ちに引き上げろ!!」


バルコム
「ここにいる者は誰もお前の命令など聞かぬ!」
シン
「将軍、お前の差し金か?」


バルコム
「お前がKINGと呼ばれるのもこれまでだ!」
シン
「この俺に逆らうというのか?
よかろう、祈るがいい!」


バルコム
「ムフフ、ほざくな! やれーぃ!!」


決して自分の手は汚そうとしないバルコムであった。
元KING軍団員
「うひょー!!」


物量作戦でシンに対抗する元KING軍団員の皆様でしたが・・・。
シン
「うわちゃぁああ!!」


一撃必殺奥義「南斗翔鷲屠脚」で雑魚の群れを一斉にフェイタルKOだ!
シン
「南斗飛燕斬
(ひえんざん)!!」


かっこいいポージングのまま重力を無視しつつ雑魚の方々を蹴散らしてを蹴散らしていくKING様の図です。
この勢いで上昇し続ければ成層圏まで到達できそうですが、我らがシン様はそんな無駄なことはしないので、過度な期待は禁物です。
シン
「うわたたたたっ!!!」

雑魚の皆さんの大軍をわき目も振らずに突くべし突くべし!

殴ったり蹴ったりしながら迅速に処理していく我らがKING様。
実は相当強かったんですね。
KING様が活躍している姿を見られて私も感無量です。

バルコム
「爆薬だ!爆薬を使えー!!」


先週で味を占めたのか、今回も爆弾で全てを解決しようとするバルコム将軍。
なんだかなぁ・・・。
てなワケで大量投入されるダイナマイツなハニー達。
でもその先にはまだ戦っている元KING軍団員達がいるのですが・・・。
案の定爆発に巻き込まれる元KING軍団員の皆様。

「そりゃねぇYO!!」っていう悲鳴が聞こえてきそうです。
バルコム
「ファーハハハハッ! やったぞ! シンを倒したぞー!!」


人生絶頂期なままCMへと突入するバルコム将軍。
そう考えると結構幸せなキャラなのかもしれません。
ケンシロウ
「ほわちゃぁぁあああ!!」




第21話 後半 (B part)

バルコム
「探せーぃ! 奴の死体を確認しろ!!」


順調に戦後処理を進めるバルコム将軍、ノリノリです。
バルコム
「ユリア様、降りてきなさい。これからはこのバルコム将軍が新しいKINGだ! 俺のしつけは厳しいぞ!」


悪ノリし過ぎてただのエロ親父と化しちゃいました、ダメだこりゃ!
だが、その時!

元KING軍団員A
「あ、日食だ!」


元KING軍団員B
「何か嫌な予感しね?」
シン
「ハハハハハッ!!」


高笑いと共に現れる我らがKING様。
テカ、何時ノ間ニ日食起コスチカラヲ手ニ入レタンディスカーーー!?(ブレイド風に)
シン
「思い上がるな将軍。
あれしきの事でKINGの座が獲れると思ったのか?」
バルコム
「奴を撃ち落せぃ!! えぇーい、どうした!?」


シン
「人に頼らず、自分の力でKINGの座を奪い取ってみよ」


そうそう、安全な所から好き勝手無責任な事言ってるだけでは人はついてきませんよ?
バルコム
「フフフ、望む所だ!」

でもやっぱり飛び道具に頼ろうとする、どこまでも小物なバルコムであった。
はい、ナイスキャッチ!

シン
「フン、貴様らしいわ」


何でそこまで性格を把握しておいて大将軍に抜擢したのか・・・その人選の基準がわかりません。
ま、多分その時のノリで決めたんでしょう。

ついに肉弾戦に突入しました。

南斗聖拳は効かないと豪語していたバルコム。
果たしてどこまで持つでしょうか?

まず初撃でバルコムの兜を粉砕する事に成功。

バルコム
「おのれぇーーー!」


よっぽど思い入れのある兜だったのか、バルコムは酷くご立腹してしまうのでした。
シン
「とぅわっ! アチャッ!」


バルコム
「ムフン! まるで効かぬなぁ!!」
バルコム
「プギャッ!?」


でもたまーにクリーンHITしてます!
これを見ると本当に効いてないのか単にやせ我慢しているのか判断に苦しむ所です。
バルコム
「フヘへッ、俺の体は鋼鉄以上だ! 通用せんと言ったろうが!!」

あらま、自分の体自慢を始めちゃいましたYO?
鼻血
「ブボッ!!」


バルコム
「ン! ンガッ!?」


なんだ、やっぱりやせ我慢だったんですね。

シンからも
「どこが鋼鉄なんだ」とイタイツッコミを入れられ踏んだり蹴ったりのバルコムなのでした。
バルコム
「ぬぁあ! 貴様には特別に我が秘拳の極意を見せてやろう!!」


いきなり四本腕のクリーチャーに変身した様にも見えますが、実は違います。
腕を激しくバイブレーションさせているのです。
バイブレーションを続けてると何故かそこに不思議空間が形成されてこりゃビックリ!

バルコム
「泰山寺拳法!
妖鬼幻幽拳
(ようきげんゆうけん)!!」


その不思議空間に触れたらエライこっちゃ!
こんな感じに×の字斬りされちゃいます。
てか、なんだ。あんまりビックリするような威力でもなかったデスネ・・・残念!
バルコム
「ウハハハッ! 貴様には俺の腕の動きが見えまい!!」


調子に乗ってるせいか、微妙に体のサイズも巨大化していますが気にしてはいけません。
シン
「フッ、もういっぺんやってみろ!」


余裕綽々のシンの図です。
どうやら不思議空間の解析に成功したようですね。
バルコム
「強がりおって! ぬぁー! 貴様の素っ首撃ち落してやる!!」


シンを打ち首にするべく迫るバルコム。
キラーン!!

シンの目の中で種がパリーンしちゃいました。
そして見事にナイスキャッチ!

バルコム
「何ッ!?」


種覚醒したシンには不思議空間も通じませんでした。
幻幽拳破れたり!
シン
「貴様の最後の技見切ったぞ! 間合いを詰めすぎたのが敗因だったな。今度は俺の奥義を見せてやろう!!」


バルコム
「はわわっ!?」
シン
「南斗飛龍拳
(ひりゅうけん)!!」


とりあえず細かい事は考えずひたすら殴りまくる奥義でバルコムにお仕置きタイム敢行です。
バルコム
「ふんげっ!?」


人間サンドバックと化したバルコム将軍。
人間落ち目の時はこんなモンです。
シン
「バルコムどうだ? 南斗聖拳の味は?」


バルコム
「ぬうぅあぁ! なんだこの程度か南斗聖拳は!」


最後までやせ我慢を貫こうとするその意地だけは大した物だと思いますが・・・。

シン
「そうかな?」


バルコム
「NOオオォォ!!」


体中にヒビが入りまくってビビりまくりんぐ。

シン
「体をいくら鍛えても無駄だ!
南斗聖拳は地上のどんな物質をも力で打ち砕く!!」
バルコム
「ボ、ボスけて!!」


シン
「自分の力を見誤ったようだな。その思い上がり後悔せよ! 死ねぇええい!!」


バルコム
「ゲボバァーー!!」
元KING軍団員
「ヤバス!! 逃げるぉおお!!」


霧散する軍団員達。
やはり烏合の衆でした。
戦い終わってユリアをお姫様抱っこし、ひとまずはめでたしめでたし。

ですが、軍団も崩壊し今後の事を考えると頭の痛いKING様なのであった。
ジョーカー
「ケ、ケンシロウ! やはり生きていたのか」


ケンシロウ
「北斗神拳は二千年の一子相伝! どんな状況でも生き抜いて見せる」


ジョーカー
「流石は七つの傷の男だ」


ケンシロウ
「どうした? いつもの様に逃げんのか、ジョーカー」


いつも逃げてる奴って思われるのもちょっと嫌ですなぁ。
ジョーカー
「ウヒョヒョ、これも星の巡り合わせ。刻が来たのよ! お前とはいつか戦う定めだったのだ!!」


第一部最終話の一歩手前なのでソロソロ対決しとかないと目立てないという大人の事情があるのです。
ジョーカー
「トリャー!!」


ジョーカーの殺人トランプ攻撃だ!
走って逃げるケンシロウ。
直撃すると後ろの岩みたいに大根斬りにされちゃうので結構必死です。
ジョーカー
「今日は出番最後なのでいつもより多めに投げてマース!」


気前良く大幅に投げる枚数を増やすジョーカー。
これ、全回避はかなり辛いですョ。
ケンシロウ
「ハアァァ!ゴォオオッド!アルフアァァ!!」


謎の念動光線でトランプを叩き落そうとするケンシロウ。

ひびき洸(ケンシロウ)
「ラァァイディィィイン!!!」
ジョーカー
「発頸の法か、見事だ」


トランプ攻撃を防がれてしまったジョーカーは遂に奥の手を見せる事にしました。
ジョーカー
「ならばワシも奥義を出そう!」


どんなビックリ奥義を繰り出してくるのか?
オラなんかワクワクしてきたゾ!
ジョーカー
「南斗翔天拳
(しょうてんけん)!!」


<技説明>
この技を発動させると分身が二体出現し、本体の動きをトレースしながら行動します。
分身は攻撃判定を持っているので、ご覧の通りタダの蹴りでも単純なダメージが三倍に跳ね上がります。
これを駆使すれば凶悪な連続技に発展させる事が出来るのです。
さらに分身はやられ判定がないのがミソです。
反撃されても攻撃をスルーしてしまうというまさに至れり尽くせりな奥義となっております。
てか、仮に出回ったら世間一般からクソ技認定されそうな勢いです。
とりあえず反撃するのは南斗翔天拳の効果が切れてからにしましょう。
技が切れた直後は相手は無防備なので、コッソリ後ろに廻ってさりげなくプレッシャーを与えてみると吉。
翔天状態じゃないジョーカーはもはや敵ではありません。
パニくって逃げまくるジョーカーの心が折れるまで徹底的に追い回してあげましょう。

ケンシロウ、完璧にジョーカーをおちょくっております。
んで最後は北斗懺悔拳で締め。

当てるのは非常に困難ですが、サウザー以外には問答無用な三秒ルールで死亡確定というロマン溢れるこの奥義、皆さんも是非ゲーセンで使ってみてください。
ケンシロウ
「シンに伝えよ、ユリアは俺が必ず助け出すと。そうすれば貴様の命、助けてやろう」


ジョーカーをパシリとして再利用しようとするケンシロウ。
さりげなくカメラ目線なのもポイントが高いです。
ジョーカー
「な、情けはいらぬ。殺れ!!」


ジョーカーは潔い死を選びました。
どこぞの元・大将軍とはエライ違いです、ホントに。
ジョーカー
「KING様とどちらが勝つか、楽しみだナァ・・・。
ひ・で・ぶぁがーーー!!」


ケンシロウ
「・・・・・・」


ジョーカー殉職。
長い間お疲れ様でした。
所変わって、ここはとある村。

サキ
「ここは? ここはどこ?」


じいさん
「アンタの故郷じゃ。KING様の特別の計らいで、お前は故郷に帰される事になったんじゃ」
じいさん
「サザンクロスは不穏な空気に満ちている。KING様のやり方に我慢できぬ連中がいて、町を破壊しようと企んでおる」


サキ
「ユリア様・・・。兄さん、ユリア様をお守りください・・・」
その頃、ユリアは一人で黄昏ていた。

ユリア
「ケン、貴方もサキもいない・・・。私は一人ぼっち・・・」
シン
「ユリア、お前には俺がいる」


ユリア
「シン・・・」
そしてユリアにチューしようと試みるシン。

頑張れ!頑張れシン!!
だがチュー失敗!

シン
「ユリア・・・何故だ?」


ユリア
「シン、貴方にはわからない。貴方は戦士、広大な帝国さえ築くでしょう」
ユリア
「でも、私が欲しいのは海のような優しさ・・・太陽のような暖かい心・・・草原を渡る風の輝き・・・」


理想の男性像を語りながら妄想の中で何故か全裸になるユリア。
PTAからクレームが来るか来ないかドキドキしますがまぁ大丈夫でしょう。
根拠はないですが・・・。
サザンクロスの街に次々と火災発生!
元軍団員の放火が原因と思われます!!

暴動が発生し、サザンクロスの治安は壊滅してしまいました。
バット
「燃えている・・・サザンクロスの街が・・・」


リン
「・・・・・・っ!」
ここにも燃えているサザンクロスを見下ろす男が一人。

ケンシロウ
「・・・・・・」


サザンクロスを無言で見つめるケンシロウ。
シン
「燃えている・・・街が燃えている。
俺の築き上げた物が・・・全て失われていく・・・ッ!」
シンの軍団は崩壊し、無法者達が街に火を放った。
栄華を誇り、贅を尽くしたサザンクロスを死の影が覆う。運命の星は、ケンシロウとシンを宿命の対決へと導いていく。
by 千葉 繁




次回予告 (Next)


遂に宿敵シンと対決するケンシロウ。
そして再会したユリアには意外な秘密が待っていた。

次回『北斗の拳』、
inserted by FC2 system